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『銀魂’』 マダオドッグ・マダオネア2012.02.28 Tuesday
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JUGEMテーマ:漫画/アニメいかにもなサブタイトルで始まった今回の銀魂。
マダオこと長谷川さんが、あからさまなクイズ番組に挑戦します。
第1問は「関ヶ原合戦で西軍を裏切り、東軍の勝利に貢献した武将の名は」。
正解の小早川秀秋にまじって、選択肢には空知秀秋先生の名も。
さらに八代将軍・吉宗の別名は・・・米将軍だけど、なぜか過去の記憶がフラッシュバック。
小学生時代の寺子屋を思い出したり、父が蒸発して貧しい暮らしになった女の子のことも。
この女の子と公園でダンボール生活だったり、伏線だか何だかよくわからない展開。
でも、次々に問題を正解で突破して、ついに1千万へ王手を。
これは凄い、とテレビの前の万事屋トリオも応援しています。
最後の問題でライフラインのテレフォンを使い、それで出た相手はあの女の子。
それで新聞記事になっていた少女の名を答え、ついに大金ゲット!
でも、怖い相手に返す借金の額は、2千万だった、というオチでした。
せっかく感動的にがんばったのに気の毒だ。
気の毒というか、顔見せだけで何のセリフもなかった万事屋の面々は・・・・・・。
先週まで出ていた銀さんはともかく、神楽と新八は長いことセリフ聞いてませんよ。
来週は、ぜひ久々に二人の声が聞きたいです。
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『平清盛』 第8回「宋銭と内大臣」2012.02.26 Sunday
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JUGEMテーマ:大河ドラマ清盛は博多にやって来ました。
そこでは宋からの交易品があふれ、賑わいも大変なもの。
が、宋との交易は大宰府でするのが法制上の決まりのはず。
疑問をもつ清盛に、家貞は大宰府を通さない交易の秘密を明かしました。
それは、院の証書を偽造するという信じがたい手口。
兎丸は、海賊よりたちがワルい、とあきれますが。
そのころ、院の御所では菊を愛でる宴の真っ最中。
そこに列席している藤原頼長は、長寿を祈るという菊の花びらをよけて酒杯をとります。
さらに、鳥羽院の所望で歌をよみ、この場を聖なる所と讃えた義清も不快な表情で批判。
うわさどおり(?)に、相当気難しい人物のようです。
後日、崇徳帝はこの歌のことで義清をとがめ、自分をひとりにしないでくれ、と懇願。
義清は、帝の深い孤独をなぐさめる唯一の存在となっているのかも。
都に帰った清盛は、兎丸らが宋との交易品で市の商売を活気づかせているので、困惑しつつ笑みも。
こんな清盛を忠盛は満足げに見ていますが、忠正はまた不快らしく苦い顔です。
宋銭の効用をおぼえた清盛は、商売の利益で配下に猪肉をふるまい、この調子でもっと交易を拡大して世を豊かにしたいと望みますが・・・・・・。
いっぽう、義朝は関東の地で、武芸を磨く日々を送っていました。
その暮らしを手紙にしたためて京の為義へ送りますが、父は息子の苦労を思い、喜びも半分?
そんな源氏の館に、熱田大宮司の娘でいまは京にいる由良が訪ねてきました。
いわゆるツンデレなのか、さかんに義朝のことを話題にしつつ「父が、申すには」と語尾につけます。
為義にも、自分は内親王さまに仕える身、もっと嫡男のためつとめよ、とハッパをかけました。
このせいか為義は、市で買ったオウムを頼長に献上。
これは、切れ者の怪しむところとなり、清盛は御所に呼びつけられました。
内大臣は、その性格にふさわしく、一部の隙もない調査結果をつきつけて尋問。
清盛と平氏が、偽造の院宣で密貿易をしていることは、明らかにされました。
しかし、清盛は無礼とも思える態度で反論。
「宋のような国と広く交易して、この国を豊かにできる仕組みに変える」と断言しました。
頼長は「あきれかえる愚かさだ」と舌打ちし、そなたの了見はわかったゆえ帰れ、と指示。
初対決は、頼長の勝ちと、鱸丸じゃない、盛国も認めます。
(盛国はともかく兎丸まで連れていったのは、身分差の問題はもちろん、密貿易の生き証人まで帯同しているようで違和感がありました)
清盛は屋敷に戻って、明子に「宋は遠いが、こんど川船に乗るか」と笑いかけます。
明子の答えはややが出来たゆえ、いまは乗れませぬ、というもの。
大喜びの清盛は、みなから祝福を受けます。
その一方、弟の家盛は、忠正のすすめる身分ある女性との縁談を受けました。
そのため、好きな相手とわかれてしまったようです。
馬にゆられる後姿が、なんとも寂しげでした。
ついに清盛にも大きな障壁となる人物の登場で、今後が楽しみです。
しかも、来週はまさに平安末期の世を代表するキャラクターが顔見せですね。
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プラモ迷宮日記 第2集「ガンメタルの巻」2012.02.23 Thursday
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JUGEMテーマ:趣味モリナガ・ヨウさんが楽しくディープなイラスト解説でつづるプラモ迷宮日記。
第1集「フィールドグレーの巻」につづく第2集は「ガンメタルの巻」です。
ドイツ8輪重装甲車を解剖する表紙から、もうプラモファンやAFV模型マニアならたまらない記事とイラストの連続です。
ほとんどがカラーで描かれており、モリナガさん独特の明るく親切で、ちょっとスパイスも効いた味わいは、健在どころかさらにパワーアップして魅力満点。
今号は、模型雑誌にのったプラモに関する記事ばかりでなく、その周辺のこと、たとえば模型とかった戦車や航空機が登場する映画のデティール紹介や、ご自身が体験されたイベントに現地探訪のルポなどが、じつに詳しくわかりやすくイラスト解説されています。
もう好きな方なら、時間を忘れて読みふけること受けあいの新刊ですよ。
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『銀魂’』 バラガキからの手紙2012.02.21 Tuesday
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JUGEMテーマ:漫画/アニメ真選択VS見回組、最後の決着です。
思う存分に暴れる土方と銀さんに、恐れたチェケラ党は逃げ支度。
でも、ボロビルの階下にいくと、沖田のバットと信女のラケットにはじかれまくり。
ドSコンビの恐怖を逃れても、山崎のあんぱん攻撃が飛びます。
さらに非常用のポールには、ゴリラが変な昇り降りをしていますが。
せっかく今回のシリーズは局長していてカッコよかったけど、やはり最後はこれ。
上空から狙撃するはずの見回組武装ヘリは、土方の手榴弾とみせてマヨケースという、高度なんだかお馬鹿なんだかわからないトラップで、ビルに激突、自爆しました。
屋上に倒れている真選組の制服連中、中身は見回組らしいです。
ドS剣士ふたりの対決は、やはり沖田のほうが一枚上。
信女はビルの崩落に巻き込まれて見えなくなりました。
結局はしてやられた異三郎は、近藤の言い分に返せなかったようす。
すれ違いざま、ヒラリと鉄条網を飛び越える土方がカッコいい。
攘夷浪士も全員投降したし、あとの処分は松平のとっつあんに任せるとは流石。
で、問題なのは・・・・・・。
パトカーに手錠姿で乗せられた銀さんです。
さんざん文句いってますが、いろいろバレたようだし。
でもまあ、鉄之助の手助けをすることで落着?
だいたい、いままでも剣の腕やんかでわかりそうなモンですが。
土方たちの故郷へ手紙をとどけにいく鉄之助につきあう銀さん。
そこには土方の兄で手紙のあて先でもある為三郎の墓が。
そして墓前にいた女性は、為三郎の妻でした。
彼女から、土方と生前の為三郎にはすでに絆があったことや、毎月のように手紙をかいていたことを聞き、鉄之助の旅も一段落したようです。
手紙の紙ヒコーキを見つめる銀さんの表情や、病院で手紙をかく土方の姿とともに恒例のEDへ。
良い話でしたが、異三郎の背後に高杉がいたとは。
釣りの話題で比喩する異三郎の糸の先には、えさのドーナツに食いつく信女も。
やっぱり生きてたんだ。
次回は、あの有名クイズ番組で、ファイナルアンサーのパロみたいです。
どこまで爆裂ネタが出るか、まずは楽しみ。
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『平清盛』 第7回「光らない君」2012.02.19 Sunday
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JUGEMテーマ:大河ドラマ京の屋敷に帰還した忠盛は、海賊討伐における一門の労をねぎらいました。
家盛は、清盛に海賊退治の話を聞きたがります。
それ以上に、屋敷にたむろする兎丸たちに興味津々のようですが。
そして兎丸は、まだまだ疑念を持っていました。
父の義をあかすのでなければ許さん、とまで言います。
が、清盛は「俺についてきたことを後悔はさせぬ」と、受けあいました。
鱸丸は、清盛から武士の装束をもらい、意外なことを聞かされます。
それは、なくなる前に盛康が、彼を養子にするという清盛の提案を承諾したこと。
ここに鱸丸は名を平盛国とあらため、正式に清盛の家臣となりました。
清盛自身も、従四位下の位階を授かり、鳥羽院の御所へ挨拶におもむきます。
御所で行き違った藤原忠実は、清盛を軽蔑しきった目で冷笑してひと言。
「あの手この手でのしあがろうと、精の出ることじゃ」と。
その帰り道、清盛は雨で難儀していた高階基章とその娘、明子を助けます。
基章は、住吉明神で「高貴な方に親切にすれば願いがかなう」とのお告げを信じ、意外な申し出を。
それは何と、明子を清盛にもらってほしい、というものでした。
鱸丸あらため盛国も当惑していますが、にわか武士なのに烏帽子も装束もきちんとしていて、位階をもらっても薄汚れた格好の清盛と、どちらが主君か家来かわかりません。
よくそんな男に娘を娶ってほしいという親がいるものです。
御所では、得子が鳥羽院の子を産んでいました。
それは女の子であったため、堀河局は安堵しています。
ところが、たま子は産着などを持参して得子を祝いに行きました。
なんの屈託もなく祝意を述べるたま子に、得子は苛立ちが抑えきれないようす。
たま子らが去るが早いか、「嫌味ならまだよい。あの女は本当に祝いに来たのだ!」と怒り心頭。
その怒りの勢いで、鳥羽院に、「和子を産みとうございます!」と迫るのでした。
またも「天然」の脅威により、宮中の空気が混乱させられています。
同じころ、佐藤義清は、崇徳天皇の御前で歌をよみ、その才を認められていました。
清盛は、そんな義清に恋愛相談をしますが・・・・・・。
後日、基章の屋敷では、公家平氏である平時信の娘の時子が、明子から琵琶を習っていました。
どこか夢みるタイプの時子は、明子から清盛の話を聞くと、目を輝かせます。
「まるで光源氏と明石の君ではありませんか!」と感激爆発。
すぐにお参りに行きましょう、と明子をともなって神社へ行くと、そこには先客がいました。
それは、明子との再会を神に祈る清盛そのひと。
都合がいいんだか悪いんだか、判定不能な展開です(苦笑)。
しかし、清盛のがさつな態度に時子は呆れてしまい、明子は恥ずかしげに去ります。
あわてた清盛は後を追い、不器用に話しかけますが、明子は意外にも海の話に興味を。
ただ、「父の申したことは、忘れてくださいませ」と言い、走り去りました。
清盛はあきらめきれず、義清に歌を作ってもらい、明子に文を送る作戦に。
が、明子からの返歌は、意に沿わないものでした。
義清は「こういう駆け引きを楽しむのが恋だ」とアドバイスしますが、清盛には通じません。
とうとう清盛は、高階の館に乗り込み、直談判します。
明子には、父が住吉明神のお告げにすがるのを拒む気持ちがありました。
清盛は「見くびるでない!」と大声を出し、お告げでなく自分の心で妻にしたいと思うのだ、と断言。
「海に行きとうございます。清盛さまの目にうつる広い海に」と、明子が語ると、
「きっとそなたを、広くて面白い世に連れて行ってやる!」と、清盛は受けあいました。
こうして清盛は、高階親子を屋敷に連れて戻ります。
忠正はあきれ果て、家貞も「いまが平氏にとり、どんな時かおわかりですか」と諌めます。
しかし、明子を妻としたい清盛の熱意に、忠盛は「わかった」と言いました。
純粋そのものな家盛は、清盛を祝い、「兄上を頼みます。義姉上」と早くも明子に言葉を。
ひとり奥へ向かう忠盛は、「遊びをせんとや・・・」と、亡き舞子の唄を口ずさんでいます。
清盛のいちずさや、明子の情熱に、かつての自分と舞子の思い出をかさねたのでしょうか。
宗子は、せっかく従兄弟の家成が用意してくれた名門の姫君との縁談を、忠盛がことわるだけでも不本意なのに、あの唄を夫が口にするのは哀しいどころではなかったでしょう。
恋のお話に終始した回でした。わりと面白かったですが。
来週は、いよいよ義朝とは異なるタイプの強敵が出現するようで期待です。
そろそろ、政治活動もしないとね。
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『へうげもの』 142012.02.17 Friday
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JUGEMテーマ:漫画/アニメついに関ヶ原合戦へ向かいます。
主人公の古田織部はもちろん、天下の諸大名が東西に分かれての大決戦。
双方の勢力争いも、数寄の要素が念入りに織り込まれ、たんなる合戦ものでは味わえない魅力が。
東西の大物たちも丹念にえがかれていますが、この作品ならではのシーンも充実。
織田有楽や細川幽斎、小堀作介に上田主水といった茶人武将の進退も注目度が高いです。
両軍の大軍勢が美濃平野に集結して、まさに決戦前夜のところまで。
これまでにない関ヶ原合戦の展開になるのは確実でしょう。
はやく次の巻が読みたいばかりです。
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『銀魂’』 悪ガキどもの祭典2012.02.14 Tuesday
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JUGEMテーマ:漫画/アニメ異三郎のあくどい策に、迫力の挑発でのぞむ土方。
しかし、見回組の使い手である信女は恐ろしい剣士です。
こちらは、やっぱり沖田が対決。
冷めた瞳で二刀流をくりだす信女は、沖田の口撃にも口撃で返しますが。
異三郎の策や銃弾をものともせず、剣先で銃を破壊した土方。
さらに異三郎の左の肩もつらぬきます。
いっぽう、鉄之助と手紙を使って敵をつぶすつもりだったチェケラ党。
見回組に囲まれたので人質に刃を向けたら・・・・・・。
やっぱり銀さん来た!
異三郎に携帯で通告して、「こっからは好きにやっていいな」と、きました。
カッコいいけど、あっさり白夜叉を名乗って大丈夫かな?
そんなこと追求する間もなく、鉄之助を蹴って落下させた。
が、廃墟ビルの階下には近藤と山崎がいて、これをキャッチ!
こうなれば異三郎と見回組とチェケラ党にまとめて猛攻全開の銀さんと副長!
沖田と信女のバトルも続き、次回に。
土方も故郷の悲しい思い出を乗り越えた姿を見せたし、近藤が余裕の局長しててビックリ。
いよいよ決着のとき。楽しみです。
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『平清盛』 第6回「西海の海賊王」2012.02.12 Sunday
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JUGEMテーマ:大河ドラマ巨大な船は、平氏勢が偽装した輸送船を襲いました。
しかし、躍り出た清盛や平氏勢に、いったん制圧されます。
指揮船から忠盛は、海賊の棟梁は誰かと問いかけたものの・・・。
必死の反撃に出た海賊と、巨船の上から矢を射掛ける仲間に苦戦。
清盛の乳夫である盛康は、彼をかばって矢を身に受けて倒れました。
そのころ、東国への途上で尾張の熱田神宮へ寄った義朝は、盗賊に遭遇。
神宮への奉納米を奪おうとした連中を、鎌田正清とともに撃退しました。
熱田の大宮司は喜び、二人を屋敷でもてなします。
その席へ酒を運んできた大宮司の娘の由良御前は、客が源氏と知って失望。
「つまらないこと。名高い平氏なら良かったのに」とまで言います。
これに怒った義朝は、「そのような心ばえの醜い娘は、父上に恥をかかすものだ」と断じました。
これで、二人に縁ができるのでしょうか?
都では、宮中にて二人の門院が火花を散らしていました。
美福門院は、待賢門院に道を譲らせ、「ややが出来ました」と言い放ちます。
それでも、待賢門院は「ご苦労でした」と、あっさり返答。
堀河局は、逢引の相手となった佐藤義清に、思わず愚痴っていますが。
義清は、うまく言いくるめて関わらないようす。
盛康の負傷をおのれのせいと自責の念にかられる清盛は、夜中に小船を出します。
すると、高階通憲がついて来ました。
自分は高い学識をもつのに、家柄だけで学問もない公家たちに見下され使われる、と憤懣やるかたない通憲は、「庶民でも高い地位に登用する仕組みのある宋にわたる」と言い出します。
しかし、二人はあっさり海賊に捕われました。
そして、あの巨大な船の底で、棟梁を名乗る兎丸という男にまみえます。
兎丸は、清盛に追討使の人数や大将の名を聞きますが、清盛は質問で返します。
ふたりは、サイコロをふって賭けで問答を決めることに。
最初は兎丸の目が大きかったのに、船が波でゆれた拍子に、清盛が勝ちました。
そんな勝負のあと、船上にでた兎丸は、清盛に語ります。
自分は海賊王になる、そしてこの国のえらいさんと立場を逆転して、義を示すと。
これを面白がった清盛は、しかし兎丸が朧月の息子だと知ります。
激高する清盛の口から、相手が平忠盛の子と知った兎丸は、清盛を帆の上につるしました。
その夜、平氏の本営に矢文がとどき、清盛を返してほしくば忠盛が翌日、午の刻に来いと。
みな動揺しますが、重傷の盛康は「後先かんがえぬのが清盛様じゃ」と笑います。
そこへ駆けつけた鱸丸は、国松や時松ら漁師仲間の若者を紹介し、「清盛様と賊から村を守った連中で、闇夜の海でも役にたちます」と受けあいました。
その早朝、つるされた清盛の目の前に、朝もやをついて平氏の水軍がうつります。
夜討ち・朝駆けをくらった海賊側は大混乱。
清盛は、駆けて来た鱸丸に助けられました。が、通憲はそのまま。
「誰でもよいから助けてくれ〜」と、おなじみの誰でもコールが船上にこだまして笑えます。
憤激する兎丸は、忠盛と一騎打ち。
「お前らが人を斬るのは、俺らが盗みをするのといっしょや!」と叫びます。
忠盛は、「お前は朧月の子なのか?」と驚きをかくせないため不利に。
そこへ、清盛が突入し、激しい対決となりました。
宋剣をふるい、いまこそ平氏の男として戦う清盛の気迫がまさり、兎丸は捕われます。
しかし、清盛は忠盛に向かい、「この者はわたしに預けてください」と願いました。
そして兎丸に、自分とともに生きて、父の義をあかせと説きます。
「その賭けにのる」と同意した兎丸に、清盛は笑顔を。
都に凱旋した平氏勢は、捕らえた海賊とともに都大路を練り歩きます。
が、検非違使に差し出したのは、そのうちの一部でしかなかったという結末でした。
今回は派手なスケールで、アクションもカメラアングルも映画なみでした。
兎丸も仲間にくわえ、平氏の一員であると自覚した清盛の今後が楽しみです。
あと、やっぱり学者〇カな通憲の身勝手さや、李白を吟じたり、宋の書物に状況もかまわず読みふける姿勢がツボでした。
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『へうげもの』 132012.02.09 Thursday
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JUGEMテーマ:漫画/アニメ先週も紹介記事をかいた『へうげもの』の13巻です。
秀吉の死とともに時代は急流のように動き、主人公も否応なく巻き込まれていくことに。
関ヶ原前夜というべき情勢のため、徳川派か石田派かという選択を迫られる各大名の動向。
その周辺でさまざまな動きを見せる茶人、豪商、女性たちが実に面白く描かれていて・・・・・・。
これを読んで大河ドラマなどを見ると、また違った奥深い味わいがあるように思えてきます。
この次の巻では、いよいよ両派の挙兵や決戦へと向かうでしょう。
その中で、主役やメインキャラたちがどういう活躍を見せるか、期待は高まるばかりです。
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『銀魂’』 茨ガキと薔薇ガキ2012.02.07 Tuesday
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銀さん、牢獄みたいな場所で佐々木異三郎にイラついてます。
今度は偽バクマン。を結成する雰囲気でもストーリーでもないようす。
イラついて振り回した鉄球が沖田の顔をめがけ、でも異三郎の銃弾で打ち砕かれたりで。
その異三郎から真選組の友人とは知らなかったし謝罪するからメルアドを教えてと言われるけど、銀さんも攘夷志士勧誘のサイトに誘導して意趣返し。
慰謝料やバイクの修理費も補償するからチラシ裏に書いてくれと言われると、堂々と代金請求する銀さんでした。
でも金額の桁をふやすため書いたトイレットペーパーは、沖田に鼻かまれてしまいましたが。
異三郎は弟の鉄之助を、腐ったゴミは二度と元に戻らないとか、まわりのものまで腐らせるから真選組も大変なことになると白々しい忠告したあげく、銀さんに仕事を紹介してやろうと。
剣の稽古でもすぐダウンしてしまった鉄之助。
死にたくなければ強くなれと言われ、そういう土方さんにも強くなってほしい、と兄の為五郎との過去話を言う鉄之助に、振り返って睨んだ土方は役目をあたえました。
それは為五郎への手紙を出してくること。
が、その行く先にはヘンな見張りの攘夷浪士が。
その正体は、どうやら「仕事」で潜入捜査する銀さん……。
見廻組が狙う知恵空党、ラップによって幕府をディスる不良グループ(何なんだ)だったけど、
内部抗争を繰り返しすうち倒幕思想も過激化して暴徒と化していそうです。
近く大規模なテロ活動を行うとの情報が入ったため日時や場所をつかんで一網打尽にするとか。
銀さんでなく真選組にいる潜入の達人は、今回いない?
イライラする銀さんへ、何度もメールが。それも差し入れのお知らせとかウザイ内容です。
思わず携帯を破壊する銀さん。でも次の携帯が用意されてた。
そんな中、通りかかったのは鉄之助。
土方さんのために絶対やりとげてみせる、言われたとおり強くなってみんなと肩を並べられるようになると張り切る鉄之助ですが。
ちゃんとポストに出したかとつぶやく土方に、そんなものもう届いているという近藤。
めずらしく局長のつとめしています。
しかし、鉄之助がチェケラ党に捕まってしまったと知り、現場へ駆けつけた真選組。
すると見廻組も到着して異三郎が説明を。
党にまざっていた鉄之助の身分が露見し、人質にされたらあっさり切り捨てると冷酷非情。
あんな者を小姓として使い、人質にとられる失態をおかした責任は逃れられないですよって。
いっぽうで佐々木家の子息を死なせた失態もとか、勝手で傲慢な男。
このとんでもない見廻組は土方が引きつけ、別働隊の近藤と沖田が救出に向かう。
そこへ現われた暗殺部隊出身の女剣士。
一度スイッチが入ると殲滅しつくすまで止まらない殺人エリートとか。
なんだか、出来そうな相手ですが、さすが沖田も剣を抜けば別人の腕。
気に食わない者同士、土方と異三郎の対決も開始で次回へ。
楽しみな展開です。
しかし、ほんとに最後まで局長していた近藤は久々だったなぁ。
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