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『銀魂』ベスト22011.06.30 Thursday
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評価:
DOES,ピコ,Base Ball Bear,シギ,ghostnote,monobright,FLiP,AZU,栗山千明,Vijandeux(ビジャンドゥ),井上ジョー,Qwai,ONE☆DRAFT,Prague,高橋瞳×BEAT CRUSADERS,PENGIN
Aniplex (music)
¥ 3,203
(2011-06-22)
JUGEMテーマ:漫画/アニメやっと出ました。『銀魂』OP&EDベストの2です。
アニメ後半の各曲から、劇場版の『新訳紅桜篇』までくわえて、充実の総集編。
ノンテロップのOPやEDも良いけど、とにかくそれぞれの曲が楽しい画面の記憶をくれますね。
これからしばらくは、気分転換BGMの筆頭になりそうです。
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『銀魂’』 お控えなすって!2011.06.28 Tuesday
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JUGEMテーマ:漫画/アニメかぶき町四天王篇も、ついに大団円。
疾風怒濤の銀さんと次郎長は、華陀の戦闘種族をなぎ倒し、大広間はもう死山血河です。
が、さすがに無敵の二人も、はげしく消耗している状態。
しだいに手傷もふえ、やっと立っているのに、まだ戦い続けていました。
いっぽう、ついにキャサリンは西郷の息子がいる倉庫に到着。
でも、怪盗キャッツパンチの名乗りとアヤシイ見た目で、せっか開けた扉をしめられ・・・・・・。
つづいて助っ人にきた神楽と新八も似たようなもんでした。
それはともかく、人質救出の写メールが西郷の携帯にとどき、ついにもと豪快攘夷志士が全力発動。
あっという間に華陀の刺客群を始末して、負傷を押してきたお登勢も安堵します。
お登勢を狙った刺客は、これも負傷をおして現われた黒駒勝男が倒してエンド。
このあと、勝男はかぶき町の仲間に、そして平子に呼びかけ、華陀のカジノへ全員で向かいました。
かなわぬと見た華陀は、捨てセリフを残し逃げましたが・・・・・・。
そうなれば、ついに銀さんと次郎長の決着のとき。
寺田屋辰五郎から受け継いだ、銀さんの十手と次郎長のキセルが、瞬時に激突。
折れたのは、次郎長のキセルのほう。
どうやら二人とも、こうなると知っていたようです。
駆けつけてきた平子や勝男らの前で、かぶき町を守った男たちは別れました。
その夜、入院先の病室で、お登勢と次郎長は過去と現在、銀さんや町のことを語ります。
いいシーンだったけど、勝男にお妙、キャサリンら立ち聞き集団のせいでお開きに。
しかし病院の外では、華陀が復讐に出現。
これを迎え撃って壊滅させたのは、捨て身の平子でした。
そこへ加勢した銀さんたちは、相打ち覚悟でわびがすんだと思うな、とひと言。
そこへ行きな、と住所のメモを渡して去りました。
股旅姿でその場所へ行った平子は、もうひとりの同じ装束をした男に会います。
もちろん三度笠の下の顔は、父の次郎長。
「お控えなすって」と、仁義をきって名乗りあい、父と娘は新たに旅立ちました。ここでEDが良い!
平子の涙が、ひとつ一つ路傍の花に吸い込まれる描写が、ラストにふさわしく美しいシーンでした。
ほんとうに凄いシリアス編でしたが、最後まで感動もあって楽しめました。
が! これで次回はまたグダグダのギャグと思ったら・・・・・・。
この回の後日談として、あの高杉と神威が出会う!?
えらい展開になりそうで、これまた期待と不安アップです。
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『江〜姫たちの戦国〜』 第24回「利休切腹」2011.06.26 Sunday
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北条氏を降伏させた秀吉は、その領土を家康にあたえます。
これは恩賞でもあり、脅威となりかねない家康を徳川家年来の豊かな領地5ヶ国から離して、6ヶ国といいつつ荒地も多い関東に封じ込める意味もありました。
秀次も近江八幡の領地から尾張と伊勢の一部の100万石に、秀勝も甲斐をあたえられました。
家康は、利休の茶を喫しますが、その席で秀吉と利休の関係を危惧します。
しかし、利休は諦観しているのか、謎めいた笑いで返すばかりでした。
江もまたそのことを心配していて、通りかかった秀勝に質問を。
三成の「讒言」があっても、簡単にうごかされる秀吉叔父上ではないと秀勝は断言。
さらに、私との話ではないのですか、などと意味深なことも。
その後、秀勝は甲斐へ出発しますが、二人のようすを上の部屋で見ていた秀忠が、またも江に生意気発言(?)をしていらだたせます。何か最近、このパターンですが。
天下統一をはたして得意満面の秀吉ですが、大坂では最愛の鶴松にデレデレ。
それどころか、朝鮮王朝からの使節との会見の席に、鶴松を抱いて現われ、一同を驚かせます。
(江まで「非常識な」みたいに驚いていますが、江自身が国際交渉の席にいることのほうが驚きでは)
さらには「自分は日輪の子じゃ。明国を征服する先鋒をつとめよ」などと、使節に居丈高な要求を。
たびかさなる非礼に立腹した使節団は、早々に席を立ちました。
秀吉自身は向こうが無礼だ、と思っていますが、茶席で利休からも批判されます。
さらには秀次や黒田官兵衛からも。
が、秀吉と利休の雰囲気は悪化するいっぽうで、ついに利休の生けた花を秀吉は投げ捨てました。
そこへ、唐突に古田織部が登場。
BSアニメ『へうげもの』の主人公なので、NHKが義務的に出したのでしょうか?
利休は、「自分のあとは、古田を茶頭に」と、秀吉に推薦しました。
翌年の1月に、鶴松は病気となりますが、同時期に秀長も病の床に。
ながく兄の秀吉をささえてきた秀長は、今までの生涯がつらくもあり楽しくもあった、と述懐したあと、「兄者よ。耳に痛いことを言ってくれる人を大事に・・・」と、遺言して息を引き取りました。
その臨終の前に、秀長が「鶴松の病はわしが持っていく」と言ったとおり、鶴松は見事に回復。
一方で三成は、大徳寺山門に自分の雪駄履きの像をかかげたり、多くの名物に勝手な値段をつけている、と利休の所業を秀吉に告げます。
かくて、利休の動向や意見が耐えられなくなった秀吉は、茶席にいき、利休を詰問。
かと思うと、涙を流し、頭をさげても関係を修復しようとまでします。
が、利休は「いまのあなた様はつまらなくなりました」と、茶さえ入れない黒茶碗を出しました。
これは、決定的な決別宣言という意味なのでしょうか?
激高した秀吉は、利休に切腹を命じます。
さすがにサブタイトルにあっても、利休の死は、2回にわけてえがかれるようです。
今回は、まずまず歴史ドラマらしい見ごたえがありました。
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『殿といっしょ』CD「戦国武将かぞえ唄」2011.06.24 Friday
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評価:
伊達政宗(CV:鈴木達央),鈴木達央
メディアファクトリー
¥ 1,890
(2011-06-22)
JUGEMテーマ:漫画/アニメ原作マンガもアニメ第2シーズンも面白い 『殿といっしょ』のCDです。
アニメやドラマCDで伊達政宗のキャストである鈴木達央さんが歌う主題歌が2期とも収録。
いまの「戦国武将かぞえ唄」も良いですが、私は第1シーズンの「いつでも心に眼帯を」も好きです。
それだけでなくサントラCDもかねている豪華盤で、あの愉快なアニメのBGMも楽しめてお得オトク。
和風サウンドが微妙にギャグ・テイストで作曲されており、聞いていて飽きません。
やっぱりあのアニメの魅力は、音にもあったんだと実感する一枚ですよ。
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『銀魂’』 鉄の街2011.06.21 Tuesday
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JUGEMテーマ:漫画/アニメ平子のヤクザ組と西郷のオカマ軍に立ち向かうは、万事屋トリオとたまの4人。
少数でも、さすが一騎当千ぞろい。驚異的なまでの強さをみせます。
しかも、キャサリンが人質にされた西郷の息子てる彦を奪還に向かう時をかせぐとは、なるほどね。
が、守るべき家に火をつけられ、しかも消火に人数をさけないピンチに。
そのとき、何者かが大型ホースで強力に放水し、あっというまに鎮火させたのには全員ビックリ。
ホースをかつぎ屋根に立って笑ったのは、め組の女火消し辰巳!
驚く連中を、でかすぎるハンマーを振って蹴散らし登場したのは、紅桜篇の刀鍛冶娘・鉄子!
さらには、ずらり並んだホスト軍団をひきいる狂四郎に、からくり人形兵団を動かす源外じいさんも!
ダンボール戦機じゃない安物ロボに仮装した長谷川さんや、懐かしハードボイルド同心の小銭形!
とどめは「スナックすまいる」キャバ嬢隊をしたがえた、お妙の姿も・・・・・・。
かつて銀さんたちに助けられ、ともに絆でむすばれたかぶき町の面々が、ここに集結!
数と戦力も頼もしいけど、自分らの町を守るために駆けつけてくれた心意気がうれしい援軍たち。
まぁ、お妙のかぶき町女王宣言に引いたり、マダオ・ロボの最弱ぶりに苦笑もあり・・・?
人数で凌駕されても動じない平子だけど、銀さんも呆然の援軍奮闘で、さすがに不利になるばかり。
ついに自分と西郷のみで万事屋トリオを止めようとしますが、ここで神楽と新八が突進。
真っ赤な花は平子の顔に咲き、西郷も地響きをたてて倒れました。
それでも銀さんらを止めようとあがく平子の背後に、華陀の刺客集団が・・・。
この集団は平子への援軍ではなく、冷酷な凶刃が用済みの彼女に向けられたとき。
その巨体で平子をかばったのは、西郷だったなんて。でもやっぱりなぁ。
そこへ、信じられないことに平然とキセルを揺らすお登勢さんが登場!ケガは大丈夫?
西郷は銀さんたちにあとを託し、狂四郎に斬られたがるアゴ美らをしたがえて兵を引きました。
同じころ、華陀のカジノタワーでは、彼女と次郎長が対峙。
思い通りの策略が進行してほくそ笑む華陀の背後には、宇宙海賊春雨の刺客群が。
攘夷戦争に参加していた次郎長には、かぶき町を征服しようとする華陀の企みが見えていたようす。
渋いセリフで応じたそのとき、「待たせたな、ガングロジジイ」で、銀さん登場!
「待ってたぜ、銀髪のあんちゃん」のやり取りがしびれます。
いまは心から信じる神楽と新八に、てる彦救出をまかせ、全力で突っ込む銀さんが魅せる!
次郎長との決着もまじか。再会はじめてのシリアス篇も、いよいよ大詰めです。
はやく次が見たい!
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『江〜姫たちの戦国〜』 第23回「人質秀忠」2011.06.19 Sunday
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天正18年の1月、旭は病となり床に臥します。
江は知らせを受け、大坂から聚楽第へ。
秀吉や北政所、大政所らとともに、その最期を看取りました。
その席に、徳川家からあの竹千代が送られてきました。
旭は家康の正室となっていたので、竹千代は義理の息子のためです。
翌日、竹千代は秀吉のもとで元服の儀式を行い、秀吉から一字をもらい名を秀忠とあらためます。
儀式では、悲しみの癒えない大政所が前髪を切る役をつとめるという特別な配慮も。
そのあと回廊で会った秀忠と、江は言葉をかわしますが、印象は良くないものでした。
父の家康も烏帽子親の秀吉も、政略の芝居ばかりだと斜に構えた言い方をする秀忠に、江は「秀吉さまはそんなお方ではありません」「徳川様はそんなお方ではありません」とかばう一方。
自分を豊臣家への人質ととらえ、若さに不相応な皮肉を言う秀忠に、江も毒気を抜かれたよう?
そのことを侍女のサキに指摘され、にらんでいます。
「人質」のはずの秀忠は、すぐ駿府へ返され、父の家康に上方の報告もします。
その席で「面白いおなごに会いました」と、江の話を出しました。
家康は笑って応じますが、秀忠は「たいそう父上をかいかぶっておいででした」などと発言。
家康だけでなく、同席していた本多正信も複雑そうな表情に。
あとで正信から秀忠の変化した理由をたずねられた家康は、「妻と嫡男を死なせたこと、兄の秀康を人質にだしたこと、わしのしたこと何もかもが気に入らぬのよ」と嘆息します。
3月になると、いよいよ北条攻めが本格化。
数万の兵がこもる小田原城を、秀吉軍は20万の大軍勢で包囲します。
さらには黒田官兵衛の献策である石垣山に急造の城を作る作戦の実行も。
これに驚愕した北条氏は、とうとう降伏。
氏政は重臣らと切腹、氏直は高野山に蟄居となり、さらには(伊達政宗など)奥州の大名も従属するめどがつき、ここに豊臣秀吉の天下統一がなりました。
この小田原には、淀も呼び寄せられたので、またまた江がおともして現われます。
そして大勝利を祝う陣中で、「いくさはイヤじゃ」とつぶやいたあと、利休のもとへ。
利休は、許されてこの小田原陣に参加した秀勝に茶をたてていました。
気の合う秀勝との再会に江は喜びますが、なぜかタイミング悪しく秀忠も登場。
「お二人はそういう間柄ですか」とか皮肉に笑うため、江と口げんかになり利休に一喝される始末。
その利休は、何度もくる家康らにも茶をふるまい、そのことが政治勢力化しつつあるのではと、三成が秀吉に諫言するまでになります。
その場にいた秀次は、三成の発言を聞きとがめ、「その忠義が叔父上を追いつめねば良いが」などと危惧されるのには、いささか不快なようす。
しかし、利休と秀吉の関係は小田原でも悪化し、嫌いな黒茶碗をだされた秀吉は、怒り心頭に。
次回は、利休が最期を迎えるようです。
姫武者の話
ひさびさのイラストですが、今日の放送との関係は少しで恐縮です。
先々週のNHK番組「歴史秘話ヒストリア」で、戦国の女たちの特集がありました。
前半は女ながら戦った姫武者といわれる人たちのエピソード集で、水軍をひきいて「瀬戸内のジャンヌ・ダルク」とも呼ばれる鶴姫、ヒット小説「のぼうの城」にも登場する忍城の甲斐姫、そして関ヶ原前夜の安濃津城で、城主である夫の危機に甲冑姿であらわれ、その危機を救った富田信高の妻など。
このイラストは、その富田信高夫人(名は不明とか)のつもりで描いていたのですが、やはりドラマが関ヶ原の時期にきたらアップしようと思いつつ、まだ全身像が未完成だったり、カラーにしようか迷っていたりで何ともです。
忍城の甲斐姫などは、「のぼうの城」が映画化ということもあって、ご当地にお菓子や惣菜のおみやげ品の名にもなり、上のものよりもっとキャラクター化したパッケージもありました。
そうそう、忍城こそは今回の小田原城の支城として、山中城や韮山城などと合わせて、豊臣軍の攻勢に抵抗したすえ、最後まで陥落しなかったとこでも知られていますね。
こちらはこちらで「姫たちの戦国」でもあると思いますし、関ヶ原直前にはあの初もまた、京極高次とともに大津で籠城戦を経験することになるはずですから、安濃津城の富田夫妻もまた、そのおりに完成像をアップできたらと思っております。
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『殿といっしょ〜眼帯の野望〜』1巻2011.06.17 Friday
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JUGEMテーマ:漫画/アニメアニメ『殿といっしょ』の第2シーズン。おなじみの戦国武将が、さらに大変なことに。
上杉謙信の声がGACKTだったり、驚きの連続です。
長曾我部元親の「姫若子」ぶりが尋常じゃなかったり、真田家の「鬼嫁」小松の凄まじさも増幅。
メインやCMで活躍するのは、タイトルにもある眼帯にこだわりすぎの伊達政宗。
と、腹心の片倉小十郎に伊達成実のトリオですが。
この調子で、第2巻も出るそうなので、またも楽しみでござります。
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『銀魂’』 侠の鎖2011.06.14 Tuesday
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JUGEMテーマ:漫画/アニメやっぱりお登勢さんは死んでなかった。
良かった・・・とばかりも言ってられないけど、とにかく病院で重傷の身を手当て中。
銀さんは、勝男から聞きだしたことで何か決めた様子。
ただ、神楽や新八、キャサリンやたまには何も言わないので一同は納得いかないです。
華陀に今後の計画を話す平子は、さらに目が光を消した怖い顔に。
かぶき町制圧を平然と語る平子でしたが、華陀に「それを実行しても父親の心は戻らんぞ」とシビアな指摘をされたときは、珍しく余裕のない顔と感情むき出しの脅しで応じました。
この娘もあわれな境遇のとこもあるけど、もう少しまともに次郎長と話せなかったのか。
病院にきたマドマーゼル西郷の告げたのは、スナックお登勢の取り壊し期限。
「なんだ、息子でも人質にとられたのか」って、銀さんあっさり見抜いてます。
せめて万事屋の連中を退去させようとしたんだけど、素直に出て行く面々じゃないしね。
しかし、一度はお登勢さんを守れなかった後悔もあって、つれない言い方でひとりだけ店に残ろうとする銀さんに、それこそ誰も納得するはずもなし。
アニメが再開してはじめてのシリアス長編だけど、「なぜならあんたが僕らを守ってくれるから! なぜなら僕らが絶対あんたを守るから!」 と、新八よく言った。
神楽もキャサリンもたまも、みんな決意は同じ。
気持ちを変えた銀さん、寺田屋辰五郎の仏前にそなえたお団子を「わるいな」と、みんなに配るとこがカッコいい。たまも食べてます。
取り壊し当日、西郷の店の者たちと、平子がひきいる次郎長一家とがスナックお登勢を包囲。
ところが朝から暖簾がかかっているとは・・・。
「こんな朝からお店が。なんて働き者なの」というアゴ美のひと言が笑えます。
なかでカクテル・・・・じゃないイチゴ牛乳を飲んでるのは、もちろん銀さん。
「その汚い足で、ここに一歩でも入るんじゃねぇ」
あっさり数人ぶっ飛ばしたその手に光るは、辰五郎の十手!
屋根には神楽が、新八が。通りにはキャサリンが、たまが仁王立ちでにらみすえてます。
「われら、お登勢一家。仁義とおさせてもらいやす!」
かつての志士として、すべて拳で語る覚悟の西郷とその軍団に突入する銀さんで続く!
今回、さらにシリアス展開で決めました。
次郎長は、幼なじみでライバルの辰五郎とともにむかし好きだったお登勢さんを、つまりはこれ以上巻き込まないために斬ったし、それでとどめを刺さずに銀さんに託したようす。
そして、攘夷戦争の末期に自分の身代わりになって死んだ辰五郎の「あの町を、アイツをたのむ」の遺言にしばられていたらしいけど、次回からどう動くのか気になります。
次回といえば、孤軍奮闘する万事屋メンバーに、続々と駆けつけるかぶき町住人が!
来ると思った顔や懐かしい顔に、意外な顔もくわわって、これは燃えるとこですよ!
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『江〜姫たちの戦国〜』 第22回「父母の肖像」2011.06.12 Sunday
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天正17年の正月を聚楽第で祝う豊臣家は、にぎやかな笑いがあふれています。
もちろん、その中心は秀吉自身。
茶々の懐妊という喜びで、さらに饒舌になっていました。
しかし、三成のせきばらいで北政所の複雑な表情に気づき、妻を立てるようなことも言います。
大坂城では、茶々が身ごもった体をいたわりながら、江も暮らしていました。
が、そこへ来た秀吉は、茶々の産所とするため淀の地に城を作ると言いだします。
茶々は喜びながらも、男子を生んだらお願いがあります、と意味深な発言を。
その内容は秘密のまま、淀城へうつった茶々は、お産の日を迎えました。
気が気でない秀吉の横で、江まであわてていて、ついには仇敵同士(?)が並んで祈りだします。
そのかいあってかどうか、茶々は無事に出産。その子は「若君」でした。
捨て子は丈夫に育つという迷信から「棄」と名づけられた赤ん坊は、じきに「鶴松」と名を改めます。
たちまち公家や武家、豪商などからおびただしい祝いの品が殺到し、江も驚きますが。
そこへ、またまた初が京極高次とともに顔を見せました。
妹の来訪に「淀殿」と呼ばれる姉も喜びますが、高次は戦の軍議で来たと聞いて、江は緊張します。
いくさの相手は関東の北条氏。
かの武田信玄や上杉謙信の攻撃でさえしりぞけた、小田原城という巨大な要塞をもつ大大名です。
戦国初期の英傑である北条早雲を祖とする名門でもあり、隠居の氏政も当主の氏直も、秀吉を「成り上がり」と見て軽んじており、たびたびの上洛要請も無視していたのです。
いままた信濃の真田氏と領地をめぐって紛争を起こしており、秀吉はこれを機に討伐すると宣言。
軍議の席では、おいの秀次が先鋒を希望しますが、「先鋒は徳川殿と決めておる」と却下されました。
いったん秀吉に従った以上、家康はこれを神妙に受け、北条へとついでいる徳姫も離縁させる、と言明して天下人の関白を喜ばせました。
そのあと、家康は利休の茶席にいき、「天下の茶」を喫します。
利休は、自分の美意識が秀吉とすれ違いだしていることを、のちの伏線みたいに語ります。
秀吉といえば、茶々の懐妊を揶揄する落首が見つかった時は、見つからぬ犯人のかわりに門番を斬らせ、他の疑わしい者やそれをかくまった寺の僧侶まで処刑する冷酷な面を見せていました。
そのことは淀も心を痛めたようですが、出産とともに彼女も変わっていきます。
とはいえ、淀が秀吉に願ったのは、浅井長政の十七回忌と、お市の七回忌を行なうことでした。
父母の追善供養がしたいという淀に、三成は「武家のしきたりにはずれる行い」など公式論を展開。
しかし、秀吉はその願いを聞き届け、法要は行なわれました。
そのあと、二幅の肖像を、三姉妹は万感の思いで見つめます。
とくに江にとって長政の姿は、似顔絵であっても初めて見る父の顔でした。
父母の思い出にひたり、また姉たちのしあわせそうな顔を見るにつけ、さびしい江でしたが・・・・・・。
同じころ、江にとって運命の人となる若者が、駿府城内で弓の稽古をしていました。
徳川家の嫡子、竹千代です。
帰城した家康が「そろそろ初陣かの」と言葉をかけると、竹千代は嬉しそうなようすもなく呟きます。
「また父上のお好きないくさが堂々とできますね」と。
驚いた本多正信が「若殿」といさめても気に留めず、嫁にやった娘を離縁させ北条氏を攻める家康を「父上らしい」と、また皮肉を口にしました。
どうやら第三の夫となる人物は、佐治一成や羽柴秀勝のような好人物ではなく、かなり父に反発する屈折した心の持ち主のようです。
これから二人は、どうめぐり合っていくのでしょうか。
(最近、またTBがうまく飛ばないことがあり、申し訳ありません。いただいた皆様には、なんとかお返ししたいのですが・・・・・・)
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『戦国鍋TV読本』出陣!2011.06.10 Friday
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JUGEMテーマ:読書待ってました、この1冊。
どういうわけか近所の書店では手にはいらず、本日やっとでゲットしました。
タイトルどおり深夜バラエティ番組「戦国鍋TV」の解説ムックです。
さすがあの番組の手引書だけあって、かゆいところまで手がとどく構成。
歌のユニットだけでも、「七本槍」をはじめにいま話題の「浅井三姉妹」、「利休七哲」そして「天正遣欧使節」まで・・・・・・。
写真も豊富で、番組収録を漫画でレポートした記事もあり、最後まで楽しめます。
あの名物番組のファンなら、これは座右に置きたいこと間違いなしですよ。
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