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『坂の上の雲』 少年の国2009.11.29 Sunday
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JUGEMテーマ:エンターテイメント第1回だけに、秋山兄弟と正岡子規の青春物語といった印象でした。
たしかに豪華キャストなのですが、今回は高橋是清が一番の大物だったような。
司馬遼太郎の原作を読み返してみると、兄弟が東京に出て師範学校に入ったり、文学に傾倒するあたり、ある程度は簡略にかいてあるので、ドラマはいろいろ付け加えたように見えます。
まずは明治初期の国内情勢がメインなので、スケール感はあるものの、展開はやや地味な感じも受けますが、これは当然かも。また、けっこう予告映像や番組紹介を先に見てしまったので、クライマックスの軍艦も(グリーンの背景がある撮影用の船の上にエキストラがいるんだな)といった余計なことを考えてしまいました(笑)。
しかし渡辺謙のナレーションも重厚ですね。
また、豪華キャストもいいけど、『義経』で公家だった蛭子さん(このひと本業は漫画家だのに、こんな風に顔を出すとぴったりの役で面白い)が横浜居留区のシーンに出たり、『巧妙が辻』で山内家の密使だった徳井さんが松山の警官役だったりと、大河などでお馴染みの顔が脇に見えるのも楽しいですよ。
第2回予告では、いよいよ秋山好古がフランスに留学して騎兵修行を、さらに秋山真之も海軍に入るので、これからが実に楽しみです。
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『ケロロ軍曹』 初めての温泉&宇宙酉の市2009.11.28 Saturday
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JUGEMテーマ:漫画/アニメお久しぶりに登場のアリサは、父のネブラとケロロ小隊&日向家恒例の温泉旅行にお付き合い。
からくりドールのはずだったけど、温泉効果はあるんでしょうか。
夏美の温泉入浴を守る使命感で暴走するギロロと、やっぱり女湯にいった娘を心配するネブラのヘンな対決の顛末でした。
ケロロが止め役になっていたので、あまり面白い行動はしませんでしたね。
桃華と小雪の姿がなかったのも残念?
Bパートは、これも季節ネタで酉の市。
ただし、「宇宙」が頭につきます。かつて「宇宙 ひな祭り」とかレディオ体操とかいろいろあったけど、やっぱり宇宙人街でお買い物。
商売繁盛ではなく、侵略作戦の成功を祈って、どれだけでも大きい熊手を買うってのがいかにも。
予算をめぐってもめるケロロとギロロらの前に、バリリ准尉が現われました。
まだプルルにふられたのが響いているようで、ふらついています。
さらには売れっ子侵略アドバイザーのウレレも。
またもケロロたちに、もっともらしい解説をしますが、でも買っている熊手は小さなもの?
それを見習おうと思ったら、やっぱり巨大な宇宙熊手を購入していました。
こちらにも、せっかくだしプルルが出てほしかったです。
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『銀魂』 トッシーとマヨネーズ工場2009.11.26 Thursday
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JUGEMテーマ:漫画/アニメ特濃の二本立てでした。
マヨリーンのCMを見て、マヨネーズ工場見学へ行きたくなった土方・・・いや、これトッシーです。
副長の権限を濫用し、局中法度に「全員が1日5マヨ消費」などという条文を追加。
もっと沖田が毒舌するかと思いましたが。
隊内の食堂でマヨネーズの中から当たりくじが出たのは、なんと山崎。
先週までの人気投票篇で悲惨なめになったのに、よくよく運のない男です。
その当たりくじをもらって、マヨネーズ工場を見学しているのは、やはりどう見てもトッシー。
なんだかよくわからないオチでしたが、チャーリーやウォンカ工場長に謝ったほうが良いかも?
Bパートは、万事屋ひさびさの大仕事で、お寺の本堂に巣食った巨大スズメバチの駆除。
しかし、巨大すぎます。
依頼主の坊さんたちは、遠くから読経していますが。
神楽がとび蹴りを巣にあびせたら、中にいたのは天人のハチ星人だったみたいで。
しかもそれぞれの巣に別の種族とその女王蜂が。
銀さんも新八も戦慄するけど、最後は三つどもえの乱戦のあげく自滅して、地球は救われました。
同じサンライズの『ケロロ軍曹』をも上回るスケールの宇宙的パニック作品でしたよ。
なんだか先週までに慣らされたみたいで、ED画面に人気順位がでてないと少し物足りない気も。
来週は沖田に死亡フラグが?
Aパートでわりとおとなしかったけど、今度は違うようです。
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『バクマン。』第5巻2009.11.24 Tuesday
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JUGEMテーマ:漫画/アニメ『バクマン。』も、ついに5巻。
今回は新キャラの登場が多くないようですが、平丸先生が強烈です。
主人公コンビも、連載漫画の開始と担当編集者の変更で 、まさに正念場。
順調に人気作家の地歩をかためる新妻エイジはじめ、ライバルたちもそれぞれ頑張っていて、群像劇の面白さがきわだってきたと感じます。
ラストはエイジのアップでしたが、これからの展開も波乱がありそうですね。
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『天地人』 愛を掲げよ2009.11.22 Sunday
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JUGEMテーマ:エンターテイメント『天地人』も最終回です。
景明は亡くなり、お船も病になりましたが、こちらは何とか回復しました。
兼続は、死を前にした家康に呼ばれ、政宗とともに二代将軍秀忠の指南をせよと言われます。
その後、ついに家康も永眠。
米沢の上杉家は、豊作と灌漑の成功で、少しは豊かな暮らしぶりになったようです。
晩年の兼続は、その米沢に禅林文庫をつくったり、江戸で次代をになう若者たちに思い出話を聞かせたりします。
その回想では、かつて信長や秀吉のもとで経験した逸話や人物論などですが、関ヶ原で一番の人物はと聞かれて、「石田三成じゃ」と答えました。
そのようすを、別室から政宗に案内された秀忠が聞いています。
さらに米沢では越後と同じ毘沙門堂が作られ、長い年月を共にした景勝と兼続の主従は、幼い頃の出会いから今日までをふり返ります。
最晩年には、お船と旅をして故郷の越後に入り、位牌となった景明に故里を見せたり、夫婦で越し方を回顧したりしました。
最後に屋敷の縁側で目を閉じたところは、なにか昨年の主人公を思い出すやすらかな場面でした。
「天地人紀行」では、兼続の愛と義の精神が、その後の上杉家と米沢藩に受け継がれていったと語りました。
それから来年の大河『龍馬伝』と、スペシャルドラマ『坂の上の雲』の予告編がありました。
大河の最終回で二つもの予告映像が流れたのは、初めて見ました。
どちらも良い作品になるよう期待したいです。
最後になりましたが、最終回まで当ブログの拙い大河レビューにお付き合いくださった皆さま、1年間本当にありがとうございました。
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『ケロロ軍曹』 ポールにミラクル大作戦2009.11.21 Saturday
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JUGEMテーマ:漫画/アニメまたまた胡散臭い侵略作戦を考案するケロロの頭上に出現したのは、疑わしきはすべて検挙の宇宙警察官ポヨンちゃん。
不当(正当?)逮捕におびえるケロロにポヨンがきり出したのは、西澤家の名執事ポールのこと。
えっ! ポヨンちゃんの恋・・・?
宇宙警察にゴマをするため、タママの誕生日をでっちあげて西澤家の桃華やポールを呼んでパーティを開催。ポヨンとポールの出会いをセッティングします。
執事にはお嬢さま、ということでウィッグにドレスで別人のように装ったポヨンちゃんを、何とかポールに接近させるチャンスを作りました。
でも、ポヨンちゃんがせっかくのドレスを脱ぎ捨て、いつもの制服姿でポールに差し出したのは・・・。
宇宙警察官の募集チラシでした。結局、恋とかはケロロたちのカン違いで、有能な新人スカウトにきただけだったんですね。
巻き込まれた日向家と西澤家のメンバーが気の毒。
Bパートは、「ケロゼロ」。
サブタイトルは有名なSF小説のもじりですよね。何かカッコいいです。
氷におおわれた無人惑星を探査して、ケロン人に絶対必要な飲料可能の水があるかどうか判断する任務をおったケロロ小隊は、おなじみの人工知能をともない出動します。
今回はタママと人工知能の友情篇。
二等兵なのでAIを持ち歩かせられるタママも、人工知能が美しいオーロラの風景に感動することを知ったため、少し見かたが変わりました。
が、氷に隠されていた巨大コンピューターのため円盤の機能が狂い、人工知能がコンタクトして氷の中の巨大コンピューターと一体化して宇宙に飛び立つことで、かろうじて助かりました。
人工知能K6000との別れを惜しむタママでしたが、すぐ交替のK6001が着任。
またも冷徹なAIを持ち歩かされることになったのでした。
今回はカトヤマ・キコが登場しませんでしたね。
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『銀魂』 人気投票なんて…2009.11.19 Thursday
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JUGEMテーマ:漫画/アニメ恐るべき超パフュームの来襲で、順位対決はそのまま男性キャラVS.女性キャラに!?
沖田のパンツが二重だったり、銀さんが提供カット同様の赤褌をはいてたりして、人気を下げる攻撃が不発に終わるなか、近藤が真っ裸であらわれます。
そこへお妙をリーダーとする戦慄の女性キャラ連が、エセダンスとエセ関西弁で登場して宣戦。
なんか月詠は、付き合い上いやいや踊ってるような・・・。
あっさりと神楽は超パフュームに寝返り。まあ女の子だし。
が、土方と桂が前後をおさえて参戦。真選組副長と狂乱の貴公子の珍しいタッグですよ。
そんな臨時合同チームに対し、お妙は「あんたらの順位は歴史上の偉人をパクッたおかげ」と、言ってはならぬセリフを!
桂と土方も「歴史のテストで小太郎とかいてしまったとの苦情をあび」「偉人を汚すなという歴史ファンの抗議を乗り越えてきた俺たちの気持ちがわかるか!」と魂のさけびで反論!
その後、九兵衛と対決した桂は、「柳生筆頭として馬をハーレーのように乗りこなす独眼竜になれ」とか言ってるし、土方はお妙に「2期がたのしみで、アンタうずうずしてるやろ」とか言われるし、戦国世界でバトルするゲームのアニメ作品をちらつかせるセリフの連打です。
一方、月詠とさっちゃんのクナイ攻撃をかわしていた銀さんと新八の前で、女性ふたりが仲間割れ。
やっぱり猿飛さっちゃんは、月詠の一歩ひいたクールな姿勢がゆるせないようです。
その時、沖田と対峙する神楽の順位が突然下がりだす。そして銀さんも?
さっき銀さんが「そんなエセ人類補完計画は、碇司令が許しても俺が許さん!」と叫んでましたが、そんな元碇司令が、縄をきり床を這ってあらわれ、屋上に真犯人がいると告げました。
二人が駆け上がってみると、屋上から醜く争う人々を見下ろして嘲笑っていたのは、なんと山崎!
自分が最初の被害者とみせかけ、裏でこの順位争いを扇動していたのがジミーだったとは。
絣の着物にマントをはおり、これで眼鏡をかけたら、ほとんど某絶望先生のコスプレです。
嘲笑しながら告白する事件の動機も、ネガティブでちょっとそんな感じ?
その山崎を殴ったのは、怒った銀さんではなく涙の新八!
自分の大事な花を咲かすために、ぼくは喜んで土になる、とカッコいいこと言ってます。
その思いが神なるファンに通じたか、地味な二人の順位が1位に。
いつのまにか来ていた他のキャラも加わり、みんなでお祝いの胴上げをしてエンド。
・・・じゃなく、屋上から落としてエンドでした。
EDとして流れるOPテーマにのせて100位からの順位発表が。
うーん、もうちょっと上でもいいキャラがいれば、なぜか出番すくないのに上位のキャラも。
そんなものでしょうね。でも、メインキャラはおおむね納得かも。
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『さよなら絶望先生』 第19集限定版2009.11.17 Tuesday
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JUGEMテーマ:漫画/アニメ
『さよなら絶望先生』の第19集限定版をゲットしました。
原作が楽しいのは当然ですが、これには終了したアニメ第3期「『懺・さよなら絶望先生』のOAD「番外地 上」がついています。
マガジン連載当時の時事ネタが多い「デモの意図」にはじまり、この第19集に収録されている「流行り短し走れよ乙女」と、木津さんの姉が初登場する「散る散る・満ちる」もアニメ化されていてウレシイかぎり。
アニメ第3期で、コミックス収録前にアニメ化された回もありましたが、後先ながらそれもこの最新巻で読めました。
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『天地人』 大坂城炎上2009.11.15 Sunday
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JUGEMテーマ:エンターテイメント大坂攻めに出陣する上杉家に、伊達政宗が意味ありげな謎かけを伝えにきましたが・・・。
その後、兼続がまた家康に会い、亡き秀吉や利家とかわしたはずの約束はどうなったか糾します 。
家康は、過去の約束などもう眼中にないような発言。
ただ、兼続は二代将軍の秀忠に希望をたくしているかのようですが。
そんなやりとりのあと、大坂冬の陣が始まりました。
真田幸村ら牢人諸将(後藤又兵衛も木村重成も他の武将も、さっぱり出ません・・・)の奮戦により手詰まりとなった幕府軍は、講和にもちこみます。
それにしても省略の嵐で(泣)、上杉軍が鴫野・今福の戦闘で手柄をたてた逸話も、幸村の名高い真田丸の奮戦も、すべてまともなシーンがありませんでした。
例によってというか、多少でてくる野戦シーンは、関ヶ原と同じく『葵 徳川三代』からの流用です。
講和期間に、兼続は幸村とあって酒を酌み交わします。
(この間、福島正則が家康に抗議して回し蹴りをくらうシーンがありますが、別の意味で気の毒です。こんなところだけ出番では・・・)
その後に、ふたたび夏の陣が始まり、あっけなく大坂城は炎上。それを京から眺める上杉軍の本陣に、幸村から矢文が。
その知らせにしたがって兼続が大坂城の焼け跡を捜索すると、ある井戸から千姫を発見。
徳川本陣に連れていきました。
そこで千姫は、淀殿と秀頼が逃がしてくれたと証言。家康の違約を許さないと叫びました。
悪役に徹する家康も、孫娘の抗議は、かなりこたえたようです。
それはともかく、前日は伊達軍の先鋒である二代目片倉子十郎の部隊を破り、最後の野戦では徳川の本営を二度まで突き崩すという奮戦をしたはずの幸村は、その活躍はさっぱり描かれず、千姫を逃がしに戻っていたりしました。そんな余裕があるとは思えない最期の日だったでしょうが・・・。
ほんとに多くの疑問を残して、大坂の陣も終了。
とうとう次週で最終回です。
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『ケロロ軍曹』 戦場の赤い悪魔&そのウソ、ホント?2009.11.14 Saturday
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JUGEMテーマ:漫画/アニメめずらしくドキュメンタリータッチで進行する回。
鬼伍長の父とエリート士官の兄をもったギロロの運命は、ケロン軍訓練所に入ったときから。
猛訓練もこなし、ひとすじに戦士の道を歩み、夜の読書も軍事関係・・・と、思ったら。
銀河鉄道の時刻表を読んでます。
その鉄道マニアぶりを知っていた兄のガルルは、銀河鉄道の採用試験を勧めてくれました。
喜んだのもつかのま、そのガルルが所属する大隊が、辺境惑星でピンチに。
ヴァイパーの大軍に包囲され絶体絶命のガルル部隊を、たった一人で救援に駆けつけたのは、銀河鉄道職員の夢をあきらめたギロロでした。
が、この感動的なエピソードは、赤汁をCMするためのフィクション映像。
ひさびさ登場の通販宇宙人ゲイルの提供でした。
どうりで、何度も赤汁を飲む場面があったっけ。
N○Kの番組みたいに暗い画面でインタビューを受けるギロロが渋かったです。
Bパートは、ウソを現実化して混乱させるというケロロの侵略作戦。
これも久々の気象衛星こまわりから、実体化ビームでミニ黒子が工作するって・・・。
面白かったけど、ケロロが名隊長だというのが実現化できなかったって可哀想なような、納得できるようなオチでした。
来週は、ポヨンちゃん主役のストーリーみたいで、期待しています。
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