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横山光輝プレミアム・マガジン  5
JUGEMテーマ:漫画/アニメ
 年末にやっと手に入れました。
『三国志』が有名な横山光輝マンガですが、この5巻で特集されている『織田信長』や『徳川家康』といった、日本の歴史小説を漫画化した名作も見のがせません。

膨大な情報量の原作を、いかに漫画作品として視覚化するかは、きわめて難しいものだと思いますが、さすがに横山氏の描くこれらの漫画は、原作の味をそこなわず、また読みやすい傑作ぞろい。
本作をお持ちのかたもこれから読まれる方も、ぜひこの特集を参照していただくことが意義あると感じます。

さて、本年のブログ記事も、これにて最終となりました。
どうぞ皆さん、良いお年をお迎えくださいね。
posted by: ふるゆき | 歴史・旅行 | 18:05 | - | - |
『花の慶次』 いくさ人読本
JUGEMテーマ:読書
 かつて少年ジャンプに連載され、大きな人気を得た『花の慶次 雲のかなたに』の公式ガイドブックを読みました。
もちろん原哲夫氏の漫画作品が好きで入手したのですが、隆慶一郎氏の原作についても語られていて、原氏だけでなく編集者などへのインタビューも載っていて納得。

さらには、漫画の進行にあわせた歴史年表や、慶次だけではない室町・戦国のかぶき者の実相、愛馬「松風」にちなんだ当時の軍馬の考察なども深く掘り下げてあって読みごたえがあります。
また、前田慶次の生涯の友となる直江兼続にも1章がさかれているのもうれしいところ。

本作が好きで懐かしいと感じる読者はもちろんですが、いよいよ新年から始まる大河ドラマ『天地人』とも合わせて楽しめる一冊ではないでしょうか。
posted by: ふるゆき | 天地人 | 22:07 | comments(0) | trackbacks(0) |
『ケロロ軍曹』 平面軍曹と年末大騒動
JUGEMテーマ:漫画/アニメ
年末の大掃除で、なぜか自分しか知らないトイレの掃除をしていたケロロは、見覚えのないラクガキに目をとめます。
自分がかいた多くの愚痴や不満に対する励ましのような言葉に、すっかり気をよくしたケロロでしたが、怪しい光とともにラクガキ世界の住人に。
どうやら平面タイプ宇宙人のせいらしいですが。

2次元・平面化したのをいいことに、地下基地の各所にラクガキしたり、ギロロやタママにいたずらして悪乗りするケロロでしたが、元に戻れない!?
他の小隊メンバーは、年末年始の帰省にいくため、このシーズンひとりぼっちに。

それでもこりないケロロ。2次元キャラだからと『ゲロロ艦長』のアニメに入ろうとしたら、年末特番で格闘技中継になっていて、ひどいめにあったり…。
日向家のみんなに助けを求めようにも、みんな初詣に出かけたりしてます。西澤邸に侵入したら、警備隊に追われるし、ここでもさんざん。

心身ともにボロボロになって、絶望しながらある神社にきたら、絵馬があったのでフェードイン。
そこへおりよく初詣にきた冬樹が新年の願い事をかいて、また光とともにケロロが元に戻れたので、やれやれでした。
今回、1本立てでしたが、意外と展開が平板だったような。前回のキルル来襲による戦場のクリスマスが面白かっただけに、よけいそう感じるのかもしれません。
でも、EDイラストのケロン人キャラ大集合は良かったです。こうしてみると、ずいぶん多くのキャラが登場してきたんですね。さすがにガルル小隊や超劇場版のメンバーは目立つ存在。

年明けは、ケロロの初侵略とヘルメットが壊れる556の2本立てですか。
2009年の『ケロロ軍曹』にも、期待しています。

 
posted by: ふるゆき | ケロロ軍曹 | 19:01 | comments(0) | trackbacks(8) |
『銀魂』 時には昔の話をしようか
JUGEMテーマ:漫画/アニメ
町に羽子板やダルマの市がたち、神社では巫女さんが初詣の準備に追われ、すっかり年の瀬の風景。
お妙さんらもお店の掃除をしているし、「スナックお登勢」の入り口ではたまが年始の挨拶をはりだしています。

万事屋でも神楽と新八が大掃除をしていて、偶然おとした「糖分」の額の裏から、古びた写真を見つけました。それは、銀さんがチャイナドレスの妖艶な美人とツーショットの一枚! 
驚いた二人は、帰ってきた銀さんを問い詰めます。そして語られた万事屋の過去、プロトタイプ万事屋とは…。

初期の万事屋もトリオで運営していて、まず新八のポジションは金丸さんというアフロでマッチョで英語をしゃべる片腕サイコガン・・・のキャラだったそうです。
さらに神楽のそれは、アルアル、じゃなく「アルコールちょうだいよ」と言っていたアル中の主婦の池沢さん。とどめに定春のポジションは古橋さんという大男で…、全員グラサンでごつくて肌も褐色!
このメンバーで出会い篇や柳生篇など再現して、どこまで嘘くさい話に。

しかも、金丸くんと池沢さんが恋仲になったので、橋の上から川に沈めた写真が残っています。
その後、古橋さんとコンビを組んだ銀さんは、シティーハンターの主題歌にのって活躍し・・・。信じられませんが。
結局この人も最初の美人とともに川に沈めたの!?
あまりのデタラメ話に、神楽と新八は銀さんを蹴りまくって出て行きました。
でもその後、多くの写真のなかから定春がくわえてきた現在の万事屋トリオが仲良くおさまっている一枚を、こっそり大事そうに額の裏へ入れる銀さんでした。やっぱり今の仲間が大切なんだ。

新年は、いきなり最終章に向けてのテンションアップか、「吉原炎上篇」!
なかなか凄いことになりそうです。
posted by: ふるゆき | 銀魂 | 20:21 | comments(2) | trackbacks(6) |
アルデンヌの情景セット
JUGEMテーマ:趣味
 これは1944年のアルデンヌ戦線が再現できるタミヤ模型の情景セットです。
冬季装備のアメリカ兵と、背景となる瓦礫の家の組み合わせで、こんなミニディオラマを楽しんでみるのも一興ではないでしょうか。
最近のカラーとなったBS2『コンバット!』の再放送を見るたびに、そんなことを考えてしまいます。
posted by: ふるゆき | 模型&ホビー | 19:20 | - | - |
『天地人』 ドラマストーリー前編

評価:
火坂 雅志,小松 江里子
日本放送出版協会
¥ 1,050
(2008-12)
2009年の大河ドラマ『天地人』のドラマストーリー前編を買いました。
例年の本同様、キャストやスタッフのインタビューにロケ情報、ゆかりの史跡探訪などの記事がいっぱいです。

肝心のストーリーも、表題どおりつづられています。
ドラマ前半のヤマ場は、やはり越後を二分して繰り広げられる「御館の乱」になるようですが、第1回は、やや後年の話が導入部となり、上杉謙信はもちろん、織田信長や豊臣秀吉も出るらしく、楽しみです。
 
posted by: ふるゆき | 天地人 | 23:10 | comments(2) | trackbacks(1) |
『ケロロ軍曹』 戦場はメリークリスマス
JUGEMテーマ:漫画/アニメ
本日は例年おなじみのクリスマス話。
地球軌道ちかくに飛来したケロン軍の円盤群では、ケロロ小隊にクリスマス・プレゼントをすると大佐が宣言しています。そして第7ゲートから発射されたものは…。

いっぽう日向家では、夏美が小雪とお出かけ、冬樹が桃華にオカルト・ハイランドに招かれていますが、敏腕編集者の秋ママには人並みのクリスマスなどなし。「漫画家さんのテンションが下がらないよう励まし、お正月号の原稿をいただきます」と、若い部下たちに訓示。さすがです。

しかし、夏美がクリスマスに華やぐ街を歩いていると、デパートの屋上に高速の飛行物体が落下。
不審に思いながらも、小雪との待ち合わせに急ぎました。
そしてケロロ小隊の地下基地では、モアちゃんが緊急警報をメンバーに発進。やって来たのは、ケロン軍超破壊兵器キルルの最新タイプだったのです。
(ちょっと作画に迫力が足りません。まぁ、いま超劇場版の製作最中だし、やむをえないかも)

ひさびさにケロロたちは、各自のロボに搭乗して合体。キルル迎撃に飛び立ちます。
そのころ、623のトークショーに来ていた夏見と小雪は、そのクリスマス・トークで、クリスマスも祝うひまなく頑張っているひとに思いをはせます。
そのとおり、頑張って戦うケロロ小隊でしたが、次々にメカを撃破されます。やはりキルル強し!
今回はクルルが「サカモト〜!」と叫ぶなど、映画『戦場のメリークリスマス』ネタが散りばめられていますね。

最後に残ったケロロが、分解寸前のロボでキルルに突進しました(ここで眼にオイルが涙のように流れるのが泣かせる)が、ついに破壊され大ピンチ。
そこに間一髪。アンゴル・モア聖夜の黙示録撃で、なんとか助かりましたが…。
ケロン軍本部からキルル(の、パッケージ)で小隊に送られてきたのは、すももちゃんのドール・メッセージ。 
脱力しながらも、全員無事に日向家に帰還して、こちらも無事に仕事を終えて帰宅した秋ママの号令で、クリスマスを祝ってめだたし、でした。
来週は、いよいよこれも恒例の大晦日ネタ。その日にケロロが一人ぼっちになるなど、2本立てが楽しみです。

posted by: ふるゆき | ケロロ軍曹 | 20:45 | comments(0) | trackbacks(8) |
『銀魂』 最強カン違いタッグとクリスマスの奇跡
JUGEMテーマ:漫画/アニメ
 銀さんを追う女・猿飛あやめ。
 お妙を追う男・近藤 勲。
このお騒がせストーカー二人がタッグを組んだら……?

今回の『銀魂』Aパートはカン違い最強タッグが誕生する話でした。
ケーキショップの店内で、巨大ショートケーキのかぶりものに入って銀さんを待つメガネくの一。狙いどおりサービス券を持った銀さんが現われたけど、あまりの場違いなしつこさに蹴り出される哀れな女ストーカーでした。が、通りかかった近藤に嘲笑され、そっちこそミジメじゃないと言い返したことから、どちらが愛をゲットしてしあわせか勝負することに。

猿飛さっちゃんがお妙さんに、近藤勲が銀さんに、それぞれいままでストーキングしていた相手が他のひとに乗り換えたみたいなウソをついて、追われる者が追う者になるよう仕向けたものの、完全に失敗。想う相手に振り向かせるため、バカップル風ドSとドMの格好で人々の視線もかえりみず町を歩き、つきあってるとウソを言っても、かえって祝われたりしてやっぱりダメ。
河原でぽつんと座り込むくの一と、やけになって帰り始めた半ゴリラでしたが…。
同時に思い直して、それぞれのことを銀さんとお妙さんにアピールに行きました。これに感じるところあった銀さんはメガネくの一の前に長谷川さんを、お妙さんは半ゴリラで仕事さぼりっぱなしの真選組局長の前にキャサリンを、それぞれ連れてきたのでした。
二人の言い方が照れで曖昧だったせいもあるけど、恋のカン違いを正すって難しい…。
まぁ、銀さんもお妙さんも、屈折した言い方で褒められても、ゼッタイ自分のこととは思わないけど。

Bパートは、クリスマスといえばこの人、のサンタクロース。
しかし、この聖夜にキャバクラの客引きなんかやっていて、しかも借金の取立てに脅されています。
そこへ高級リムジンで通りかかったのは、もとトナカイのベン。かつてのサンタの哀れな姿を見かね、ぽんと札束を投げて助けました。
おととし以来の登場というのに、サンタは落ちぶれて衣装も薄汚く、ベンは金回りはいいけどサラ金会社の成り上がり経営者としてすさんだ気持ちに自己嫌悪。

そこへ通りかかったのは、あの夜とおなじドテラを羽織って白い息の銀さん。
屋台でオデンをつつきながら二人の話を聞き、家宅侵入と間違われ前科一般になってから落ちぶれたときき(あのとき黒の衣装を提案した責任も感じて?)、以前の気持ちに戻りたいなら、もう一度コンビでそりを走らせりゃいいじゃないか、とアドバイスします。
その時、たしか一昨年の夜も驚かせた可愛い少女とマッチョなおふくろさんの母子が、またも登場。
お産らしいのですが、とても救急車を待っているヒマはない!?

それなら、とスーツを脱ぎ捨てたベンと、御者のムチを持ったサンタが、母子に銀さん、そしてソリとして臨時採用されたリヤカーの持ち主の武蔵っぽい人すべてを乗せて夜のカブキ町を走り出し・・・。
何とか間に合って、母親は自分に似てない玉のような赤ちゃんを無事出産。
サンタとベンも誇りを取り戻しました。いやぁ、クリスマスらしい良い話。
ラストは、テレビに熱中する神楽に「悪いが静かにしてくれねぇか」とつぶやき、夜空を駆けるソリの鈴の音に耳をすます銀さんでした。横顔が、優しいなかに渋いかも。

そして次週の予告は、またまた絵が動かないし、神楽たちも知らない万事屋の過去を銀さんが語る!?
白刃の上を渡るような、やっぱり目の離せない『銀魂』です。


posted by: ふるゆき | 銀魂 | 20:10 | comments(0) | trackbacks(5) |
ケロロ軍曹 ☆戦国ラン星大バトル! (2)
JUGEMテーマ:漫画/アニメ
 『ケロロ軍曹』の時代劇タッチ別巻シリーズ、「戦国ラン星大バトル!」も2巻が出ました。
あいかわらず楽しいストーリーですが、本編とはちがうこのシリーズ特有の時代劇的メカが出るのも見どころ。
とくに武者ケロ小隊となったメンバーが各自あやつるロボは、デザインも面白く活躍が期待できます。宿敵ヴァイパーの悪役メカもなかなかですし。

マンガも原作者の吉崎先生の監修で楽しく展開していますが、アニメの『ケロロ軍曹』でもこのシリーズは笑えてワクドキさせてくれるだけに、次が楽しみになりますね。
アニメでは2009年の2月に、いよいよ小雪の忍びキャラが登場するだけに、いまからとても興味が高まります。
posted by: ふるゆき | ケロロ軍曹 | 20:27 | - | - |
『ケロロ軍曹』 屋根裏の散歩者と自意識過剰で侵略
JUGEMテーマ:漫画/アニメ
 寝ていたら天井の穴が気になってしかたがないケロロは、修理のため屋根裏に上ってみると、そこには日向家の各部屋がのぞける穴が転々と連なっていました。
そうなれば、ただではすまさないのが侵略者ケロロ。まずは夏美に赤ペンでいたずら、続いてギロロに激辛ソースを天井からたらし…。

翌朝みんなに怒られても、証拠がないと空とぼけています。
しめしめとほくそ笑んだものの、次の夜も天井から秘密基地内をのぞいたら、集まったギロロや夏美・冬樹のようすがヘン。それぞれの体から別の侵略宇宙人が現われ…。
驚愕のあげく、まんまと夏美らのトリックに引っかかって、いたずらがバレてオチ、でしたが…。
「屋根裏の散歩者」は、江戸川乱歩の作品にあり、筋肉少女帯の歌にもありましたね。けっこう怖い発想なのですが、ケロロらしい結末のまま後半に続きます。

Bパートでは、のぞかれる、見られているという人々の自意識を侵略に応用しようと発想。
クルルに指示して、日向家から奥東京市一帯に視線を感じる電波をひろげます。
しかし、この作戦が意外な効果を生むことに。夏美は、視線のせいでダイエットに成功し、西澤家は警備システムの欠陥がチェックでき、かえって感謝されました。

釈然としないまま終結した今回の作戦でしたが、クルルは何故か電波装置のコードが抜いたままなのを不審に思いながら、そのままにしました。
そしてケロロは、またも自分だけ見張られているような気持ちに…。
なんだか冬なのにホラー仕立てでした。

来週は、やっぱりこの季節ネタのクリスマス決戦。みんなが変身したり武装したりしてバトルモードに。
どんな展開になるか楽しみです。
posted by: ふるゆき | ケロロ軍曹 | 22:16 | comments(0) | trackbacks(5) |