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『ケロロ軍曹』 クルルやめます、と恋する看護兵2008.05.31 Saturday
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今回はクルルが突然「やめる」と言いだしたところからでした。
何か不満が…。いやいやストレスかも、とあわてるケロロたち。さっそく侵略予算を使って、焼き肉店に行ったり、宇宙ハワイアンランドに行ったり…。たちまち3ヶ月分の予算を浪費しました。
しかしクルルのやる気のなさは変わらず。思い余って、タママが居候する西澤家にあずかってもらうことに。執事のポールにはダメ出しされながらも、桃華に「冬樹くん握手券」を渡すというアクドイ方法で成功します。
西澤家のリゾート空間で優雅な休日をすごすクルルは、偶然居合わせた総帥・梅雄の会話を耳にして、NPGグループのシカゴ会議に参加。カレーの新製品を手始めに、大企業を躍進させます。
一方、ケロロたちは浪費した予算の補填のため、なぜか町人カツラをかぶって造花の内職にはげんでいました。そこへ、テレビで「ミスターK」ことクルルが国連総長に就任するニュースが。しかし、喜ぶケロロやギロロの見る前で、クルルは「あきたんで、やめます」と宣言。結局、「国際カレーデー」という不思議な記念日を制定しただけで終わりました。もう少し変なことを企むかと思ったけど意外です。サブローは、どう見ていたのかな?
Bパートは、おひさしぶりのプルル登場。
ケロロの依頼で、地球の流行をつくる女の子の情報を得るため、夏美や桃華、小雪のお泊りパーティーにモアと共に参加します。
そこで恋話になり、「好きなタイプは?」と聞かれて「年上で、何でも相談できる人で…
」と、プルルが適当なことを言ったら、なぜかジョリリのこととカン違いしたケロロたち。
プルルのレポートも見ず、そんな質問ばかりして怒らせてしまいました。
しかもこれを聞いた556が、余計なお世話の代理告白をジョリリにして、しかもふられてます(笑)。
最後はカン違いとわかりましたが、任務に忠実なプルルから、ケロロ達は見放されてしまうかも。
来週は、いま少し突っ込んだお笑いがほしいかも(?)です。
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『銀魂』 言わぬが花2008.05.29 Thursday
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先週から行方不明となっている銀さんを案じて、神楽と新八は魔死呂威組の面々に聞きただしていました。むろん誰も本当のことなど答えるはずもなし。
京次郎は、適当なことを言って二人をひきとらせます。
組長である下愚蔵の死により、ついに組を継ぐことになった京次郎は、しかし複雑な表情で昔を回顧しています。
大人にも恐れられるワル餓鬼だった自分を引き取ってくれた下愚蔵のこと。息子の鬱蔵を託されて守ったこと。その時ケガをした自分を、下愚蔵が大きな腕で、実の息子より先に抱きしめて泣いてくれたこと…。
真相は…。鬱蔵が引きこもってしばらく後、京次郎が戸をぶちやぶって入った蔵の中で見たものは、自殺した鬱蔵の姿でした。このことを下愚蔵には言えぬまま隠し、息子がまだ生きているようにつくろってきたのです。
ついに魔死呂威組の襲名披露が行われることに。他の組の幹部たちが集って、京次郎が組の跡目として正式に認められる盃が出されます。しかし、何かようすがおかしい。
聞き覚えのある声がひびいたとき、幹部たちはいっせいに倒れました。やっぱり生きていた銀さん!
…一体いつの間に、あの重傷を治したんでしょうか。
「銃弾の借り」を返すぜと京次郎を吹っ飛ばしたとき、外には他の組員たちが刀を持って囲んでいました。刃をふるい斬ってまわる京次郎。しかし、敵の一撃を受けて鮮血がほとばしります。
銀さんは、京次郎の隠した真相をも知っていたようで、「借りを返したから、てめぇを組長の墓に連れて行く」と、加勢します。
しかし、血が流れ続ける京次郎は、もはや虫の息。
かろうじて倒れこんだ墓の前で、幼い日を思い出しながら果てました。「狛犬」と呼んでくれた親父同然の組長の墓と京次郎を、曇天から本ぶりになった雨が包んでいました。
それにしても怪我が治る早さもすごいけど、あんな大勢の他の組員も相手にするんだし、前々回おせわしてやった真選組の連中にも知らせとけばいいのに。まあ、それをせず一人で乗り込むのが主人公なんですが。
次回は、その真選組の探索方として活動する山崎 退が主役?
桂が主催する「攘夷志士」試験会場に潜入捜査だそうです。これは笑えそう。
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さよなら絶望先生 第13集 (13) (少年マガジンコミックス)2008.05.28 Wednesday
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JUGEMテーマ:漫画/アニメ
「さよなら絶望先生」最新巻の第13集を買いました。
今回は、アニメ第2期が終わってしまった喪失感がテーマ。この漫画らしい後ろ向きな虚脱感(笑)が、これでもかとネタにされています。
しかし内容は相変わらず面白く、駅伝のたすきに似た「絶望先生」たすきがある男子生徒に渡されて、2代目絶望先生が誕生したり、タイムラグに関する突っ込みがあったり、果ては糸色先生が某教育組織に大学受験のジャマと監禁されたのを、絶望少女たちが突入して助けるアクションまで実現。
7年ギャグというネタでは、旧作『かってに改蔵』のキャラが7年の時を経て現われたりも。
最終ページでは、先生が教室に入ると全員が(アニメ第2期の終了のため)呆けてしまっており、常月さんがストーカー的ディープラブを忘れて席についていたり、小森さんが毛布姿で引きこもらずに制服を着て授業に出ていて、先生に注意されてしまいます(ふつう逆ですが)。
読者投稿コーナーも、楽しいイラストやサンデーとマガジンのコラボを扱ったものもあって盛り上がっています。
作者がペットロスならぬアニメロス(?)で悩んでいるようなので、ぜひ第3期の決定を望みたいのですが。
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ケロロ軍曹(5)2008.05.26 Monday
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JUGEMテーマ:漫画/アニメ
本日も5月とは思えぬ暑い1日でした。昨日の記事でかいた『ケロロ軍曹』のアニメ第1シリーズですが、はじめて迎えた初夏に傑作を連発したのは多くのファンが認めるところではないでしょうか。
この第1期DVD5巻に収録されたストーリー群がまさにそれ。
ずばりプールで水泳対決の第17話から始まって、なんといっても18話「夏美 爆笑!おとなの海岸物語」こそは屈指の名作。土井中海岸で水着美女漫才コンテストが行なわれ、賞品はガンダムのパチモノとしてケロロになくてはならぬアイテムとなった「ダンガル」が登場しました。以後は毎年、夏ばかりか冬のスキー場でも似たような設定のストーリーが定番となったのはご存知のとおり。ケロロとモアちゃんの「二人あわせてハルマゲドン」の漫才がもう最高!
19話の「おまつり頂上決戦!」も夏美VSケロロの夏祭りを舞台としたバトルが爆笑の1本だし、最大のおススメは20話「冬樹 ノントルマの少女」です。
この回は、ケロン軍潜水艦ロードランジャーがその勇姿を現した作品でもあり、しかも太古の地球で栄えて今は海底深く暮らす謎の民族ノントルマの設定がなかなか海洋SFしていて見せてくれますね。
ついでに言えば、人魚の姿をした(と言うかモチーフも「人魚姫」の)ノントルマの少女が冬樹と出会うロマンチックな一編であり、冬樹が海底人や宇宙人などといったお相手に惚れられる点では、あのサイボーグ009こと島村ジョーなみ(笑)であることを示した回でしょう。
何にしてもアニメ『ケロロ軍曹』の今日まで続く人気を、その世界の魅力を確立した名作ぞろいの巻といえる存在だと思えてなりません。
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ケロロ軍曹 42008.05.25 Sunday
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JUGEMテーマ:漫画/アニメ
今週の『ケロロ軍曹』は、桃華が時間のループにとらわれた自分を自ら解き放つストーリーで面白かったですが、なんだか第1シリーズの頃を思い出しながら見ました。
傑作の多い第1シリーズのなかでも、とくにこのDVD4巻に収録されたものは掛け値なしの傑作・名作ぞろい。
15話が桃華から裏桃華の人格が実体化して分裂する騒動で面白かったし、今回と同じく桃華自身の努力で最後はハッピーエンドになる結末も好感でした。
そのあとの16話「モアモア大パニック」では、モアちゃんが二人?というこれも最後まで楽しめて、すこし泣けるお話。
13話のドロロ登場篇にいたっては、ファンはもちろんスタッフにさえ一押しする人も多いというヴァイパーとの対決の始まりだし、ケロロ小隊が戦隊ヒーローのごとく決める珍しい完璧アクションです。
やっぱり、時に過去の名作を見返すのも長期人気作品の意外な味わいかも…などと思ったりします。
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『ケロロ軍曹』 桃華、明日を取り戻せ2008.05.24 Saturday
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JUGEMテーマ:漫画/アニメ
今回は桃華が主役の良いお話でした。
『ケロロ軍曹』の好きなところはいろいろありますが、お馬鹿でハチャメチャやっているようにみえて、ときに心動かされるストーリーを見せてくれるし、今回のように本格的とは言いすぎとしても、SFタッチの秀作を1話かけて作ってくれるところです。
ひさびさに桃華の西澤グループ予算使い放題による「冬樹くんアタック作戦」です。今回は「オカルト・ハイランド」なるテーマパークを建設して冬樹を招待し、楽しい雰囲気のなかで急接近…?
いよいよ完成も明日に迫り、UFOやネッシー型のクッキーを焼いたり、衣装選びをしたりと準備のなかにもウキウキの桃華。ずっとこんな気持ちでいたいと願うのも無理ありません。
仕上げに冬樹へお誘いの電話をかけ、ベッドに入って目覚めると…、テーマパークの入り口に「完成まであと1日」の看板。しかし、それは昨夜も見たはず。今日は完成している予定なのになぜ?
その後、昨日とまったく同じような1日が繰り返されます。寝る前に冬樹にかけるお誘いの電話で話す内容まで完全に同一。これはいったい…。
冬樹に疑問を言っても、相手が相手だけにデジャブか何かと喜ぶばかりでらちがあきません(笑)。やっと出番のケロロたちに相談すると、クルルが「時間は一定ではない。無限ループに巻き込まれたかも」といった想像を語ります。桃華がこの楽しさが続けばいいと願うあまり、その連鎖から脱け出せなくなっているかも。
桃華は「オカルト・ハイランド」にあるジェットコースターに乗り、時間を前に進めることに。発進直前にクルルは、「本当にそれでいいんだな?」と聞きます。言われてみれば桃華にも一抹の迷いが。(ここで大人になり、学生時代のクラブ活動などという付き合いができなくなって違う道をいく桃華と冬樹の空想シーンが、ある意味リアルで見せましたね)しかし、それを振り切るようにコースターを発進させ、手にした明日、いや今日は…。
「今日このテーマパークを完成させます!」と、工事中のポールたちに宣言する桃華。おなじみの裏桃華も前面に出て、自分自身もヘルメットに作業着で一輪車を押して走り、資材をかついで大奮闘。前もかいたけど、大富豪のお嬢さまなのに自分が先頭に立って動く桃華が好きです。まあ、もと格闘家の梅雄を父に、現役女戦士の桜華を母にもち、強烈な裏人格も持つキャラだから当然ですが(笑)。
そして夜ながら「今日」完成したテーマパークに、冬樹が来園。二人はネッシーなどUMAが満ちたコースを回ったり、オーパーツの形のボートに一緒に乗ったりして「オカルト・ハイランド」を満喫します。桃華の吹っ切れた笑顔がまぶしいかも。
ファンタジックな時計が12時を過ぎ、明日になったと喜ぶ桃華に、冬樹は「明日」はもう「今日」だよ、と微笑みました。
第1シリーズの裏桃華が現実の人格として分裂したときもそうだったけど、桃華が主役の回は傑作が多い気がします。
さて来週は、クルルが小隊をやめそう(たいがい常時やる気ないけど)になったり、お久しぶりのプルル看護長が恋を語る2本立て?
こっちも見のがせませんね。
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『銀魂』 親の心子知らず2008.05.23 Friday
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アバンは銀八先生でした。真選組の人数を問うお便りに対する先生の、というよりアニメ製作側からの回答…。まあ、そんなところだろうと思ってましたが、真選組動乱篇で近藤派と伊東派の隊士がやけにキッチリ分けて登場したなぁ、といった突っ込みも言わぬが花なのでしょう(笑)。
さて本編。送迎用リムジンに乗せられ、いい気持ちで依頼先に到着した万事屋トリオ。
しかし、依頼主は江戸きっての暴力団の魔死呂威組組長でした。
おびえる新八に、「白い粉運べとか言われるよな」と、これも真っ青の銀さん。
ところが、組長の下愚蔵からの依頼とは、5年間も倉に引きこもっている息子の鬱蔵を外に連れ出すことだったのです。
さっそく神楽が機銃掃射したり、3人が機動隊スタイルで呼びかけたりとろくでもない手ばかりで説得を試みる銀さんたち。
が、引きこもりのままの鬱蔵には全く効果なし。下愚蔵には怒られ、組員たちからは睨まれ、大ピンチ。しかし鬱蔵が幼い頃から慕っていたという若頭の中村京次郎がアドバイスを。中村の口から鬱蔵がかたぎになりたくて呉服屋で奉公していたのを父親にジャマされたという過去を聞いた銀さんたちは驚きますが、その下愚蔵が喀血して倒れます。
緊急入院した父親に息子を会わせようと再度はなしかける銀さん。京次郎がついでくれた酒を飲みながら説きますが、どうも様子がおかしい…。
そのころ下愚蔵は、付き添っている神楽や新八の前で最後の時を。
さらに、銀さんが酔ったというより足がふらつき、しかも蔵からは女が出てきます。これは京次郎が雇った替え玉。「とっくに息子なんか、この世におりゃせん」とうそぶく京次郎。
銀さんは取り囲んだ組員を相手に奮戦するものの、しだいに薬がまわり肩を斬られます。そしてそのまま京次郎の銃弾を受け、橋から川の中に落下。京次郎は組を自分が引き継ぐために歩み去りました。どうなる次回!?
とはいうものの、先々週まで重武装の鬼兵隊や人斬り万斉を相手に戦い抜いた主人公が、そんなにあっさり倒されるわけもないですが。
これは何回のシリーズになるのかな?
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633爆撃隊2008.05.21 Wednesday
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JUGEMテーマ:映画
第2次大戦でイギリスが開発したモスキート爆撃機は、レーダーを逃れるため、木製構造でした。
しかし小型ながら高速で信頼性も高いこの名機は、ドイツ空軍との戦いに活躍し、戦史にその名を残しています。
この映画は製作年度が古いため、特撮技術は旧来のものでスケールも大きくはありません。しかしモスキートの優秀性と搭乗するパイロットたちの命がけの敢闘は、今でもじゅうぶん見ごたえがあります。
とりわけクライマックスの狭くきりたった地形にある重水工場への猛攻シーンは、迫力満点。ドイツ防空陣の高射機関砲と息もつかせぬ戦いをくりひろげます。
人間ドラマも丹念に描かれ、『空軍大戦略』のロン・グッドウィンが担当した音楽とともに、骨太な佳作になっています。
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BS2「司馬遼太郎と城を歩く」2008.05.19 Monday
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JUGEMテーマ:旅行
BS2で放送が続いている「司馬遼太郎と城を歩く」は、静かな映像と落ち着いたナレーションながら、好番組です。
よく録画して見ているのですが、本日の上田城も名作『関ヶ原』と関連づけて紹介されていました。
真田昌幸・幸村父子が徳川の大軍を2度にわたって撃退し、その堅固なことでしられる上田城。映画や大河ドラマでもよく描かれますが、昨年の『風林火山』では、昌幸の父である幸隆が、その基礎となる松尾城を拠点とするようすが見れました。
こういう名高い城と大作の組み合わせも良いですが、あまり知られていない城と短編の組み合わせもときに良いものです。
戦国だけでなく源平合戦や幕末維新に関わった名城やその土地もまた、歴史への興味や旅心を誘ってくれるもの。ぜひ長く続けてほしい番組です。
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『ケロロ軍曹』 556VS.宇宙警視2008.05.17 Saturday
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JUGEMテーマ:漫画/アニメ
Aパートは訓練合宿でした。
ギロロの落とした夏美の写真に落書きしたケロロと、その写真をどこに置いたか不安なギロロ。九十九星とかいうケロン軍合宿惑星にきても気になってしかたがないようす。
落ち着かぬまま電話したり(合宿所の電話がいまどき珍しいピンクの公衆電話だけど、宇宙電話なんですね)、腹痛をよそおったりしてもうまくいかず。
結局は帰ったとき夏美にバレて、二人ともえらいめに…。というお約束なストーリー。
どうせ他の惑星にいくなら、前回の武者ケロが見たくなります?
訓練用のジャージが、あからさまにジオンのノーマルスーツからデザインを流用したもので、サンライズ製作のケロロならでは(笑)でした。
Bパートは、556とラビー兄妹が流れ星に願いをかけていたら、二つの流星が飛来。
懐かしの『ウルトラマン』第1話みたいですが、現われたのは自称「危険とロマンスを愛する」宇宙警視K。もうひとつの流星に載っていた宇宙指名手配犯を追っているそうです。
しかし地球で活動するため556の体を借りたら、ケロロに連れられていき、またも変な健康器具の実験台に。すぐ正体がバレてしまう、かっこ悪い人物です。
一方ほんものの556は、宇宙犯罪者に体を支配されるも、駆けつけたケロロと宇宙警視に偶然つごうよく発見され…。しかし、アメーバ宇宙人の支配をこえる556の意思の力で完全復活。宇宙探偵に蒸着し、同じく変身した宇宙警視Kとともに、無事犯人を捕らえました。これまたご都合だったような…?
今回はなぜかショートギャグのようなゲストキャラ話のような展開でしたが、来週は久々に桃華の予算投入による冬樹接近大作戦なのをポールがケロロと予告していました。こちらが楽しみです。
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