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『軍師 官兵衛』 第49回「如水最後の勝負」2014.12.07 Sunday
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慶長5年9月、如水は、豊後の大友義統と対決することになりました。
大友軍は、黒田勢など大したことはないと見下していますが、違う意見の者も。
その男、吉弘統幸は以前、黒田家の食客となったことのある人物でした。
合戦がはじまると、大友軍は崩れはじめ、如水は進撃を続けました。
石垣原で激突した大友軍のなかには、吉弘統幸もいて、九郎右衛門に挑戦します。
槍を合わせた両者は激しく戦いましたが、ついに統幸は九郎右衛門の前に倒れました。
大友軍は降伏し、その後も如水は勝利をかさねることに。
「如水恐るべし」との評判が広がり、九州の諸侯は動揺します。
そのころ、美濃の赤坂に布陣した家康は、吉川と小早川の寝返り工作に成功していた長政を大いに褒めたたえていました。
さらに、時間のかかる大垣城攻めはやらず、得意の野戦にもちこもうと計画します。
三成の居城である佐和山を攻めるという噂を流し、西軍をおびき出す作戦です。
このことは、すぐ西軍に伝わり、三成は愕然とします。
何より、秀頼も西軍の総大将たる毛利輝元も戦場には来ず、三成は焦っている矢先でした。
かくして9月15日の朝、関ヶ原に東西の両軍十数万が陣をかまえて対峙します。
西軍は10万あまりか、と見た家康のもとに、長政の家臣が現われます。
その家臣は毛屋主水といい、物見の報告を述べました。
それは、敵軍が3万くらいというもの。
家康が理由を聞きただすと、主水は山々に陣取る日和見勢は問題にならず、戦う覚悟の相手は石田、宇喜多、大谷、小西くらいのもので3万と見ました、と説明。
「さすがは黒田の家臣。褒美をとらす」と上機嫌になった家康は、手近な菓子を渡しました。
こうして関ヶ原では大合戦がはじまり、長政は先鋒で出撃。
「めざすは石田三成の首のみ。他の者は目もくれるな!」と叫びました。
後藤又兵衛をはじめとする家臣団は喚声でこたえ、西軍の陣にむけ突撃します。
おなじころ、九州の如水軍も新たな戦場に向かっていました。
いよいよ最後のクライマックスですね。
選挙のため1週間あいだがあくそうですが、ここはじっくり待ちたいです。
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スポンサーサイト2016.03.17 Thursday
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いよいよ関ヶ原の戦いが始まりますね。
小早川秀秋役の浅利さんの演技がちょっと笑ってしまいました。
あのすっとぼけ具合が良い感じ。
いよいよ次回は最終回…
14日ではなく21日になってしまいましたが、
展開、そして結末が楽しみです♪| BROOK | 2014/12/07 8:04 PM |BROOKさん、いつもありがとうございます。
小早川勢の寝返りに長政がはたした功績は大きいので、その点でもキャストが合っていました。
次回は1週のびますね。
せっかくの最終回なので、これは自然な決定だと感じます。| ふるゆき | 2014/12/07 8:27 PM |
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2014/12/07 8:01 PM進撃の如水… 詳細レビューはφ(.. ) http://plaza.rakuten.co.jp/brook0316/diary/201412070001/ 【楽天ブックスならいつでも送料無料】義風堂々!!疾風の軍師ー黒田官兵衛ー(3) [ 山田俊明 ]価格:626円(税込、送料込)日々“是”精進! ver.F
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2014/12/07 8:24 PM大河ドラマ『軍師官兵衛』のお時間です。 あらすじ・・・・・・・みはいる・BのB
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2014/12/07 8:43 PM大河ドラマ「軍師官兵衛」第49話はついに九州制覇へ向けて如水は豊後へ兵を進めた。三成は如水を封じるべく大友を派遣したが、如水は大友の敵じゃなく怒涛の攻撃で豊後を平定し ...オールマイティにコメンテート
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2014/12/07 8:51 PM如水(岡田准一)はひそかに天下取りの野望を抱き九州平定に乗り出した。 黒田勢は三成(田中圭)によって九州に送り込まれた大友勢と激突、九郎右衛門 (高橋一生)の活躍で敵の猛将、吉弘統幸(的場浩司)を討ち取り大勝利、九州を 席けんしていく。 一方、家康ドラマ@見取り八段・実0段
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2014/12/07 9:16 PM第四十八話「天下動乱」はこちら。前回の視聴率は、予想をするのを忘れてましたが16.6%と上昇。次が最終回なので視聴率的なまとめをやっておくと、今回の大河は、まあ合格点というところでしょう。次の吉田松陰の妹が主役のは、どう考えても高視聴率をねらっているわ事務職員へのこの1冊
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2014/12/07 10:58 PM大河ドラマ「軍師官兵衛」。第49回、如水最後の勝負。 如水が九州で立つ! 一方、中央では家康と三成がにらみ合い、 長政は家康派として調略に勤しむ。センゴク雑記
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2014/12/08 12:02 AM関ヶ原の合戦を「天下分け目」と言うのは後の世から結果論で言ってる事で、 この時点では豊臣政権内の勢力争い、内部抗争、という名目である。 だからこそ秀頼出陣は、淀君の過保護以前に筋としておかしい訳となる。 結果的に関ヶ原の勝利を利用して家康が政権を簒奪ししっとう?岩田亜矢那
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2014/12/08 12:34 AM徳川様にお味方する振りをして九州を平定して後、手のひら返して天下取りに向かおうっちゅう野望に燃える如水様。如水様的には三成様が辛勝するのが吉?家康様なら小吉?みたいな感じですかねええ。とにかくほらほら、最後の大物島津様は総力戦ではない形で取り込まない真田のよもやま話
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2014/12/08 10:58 PM自分が好きなように戦うことができる戦にいきいきとする如水は、破竹の勢いで九州を平定していきます。物語としては息子の長政が関ヶ原で中心的な役割を持っているだけに、完全に二元中継のようになってしまい描くのが難しかったと思います。長政としては父親の動きは正あしたまにあーな